26年前のライブ盤がリマスタリング。
1stアルバム
「軋轢」が発表される4ヶ月前のライブだ。
「軋轢」が坂本龍一のプロデュースで最先端のサウンドとして発表されるが、ライナーノーツで触れられているようにRECKも自分たちの思うような音が録れないと嘆いていた。
それはスタジオでは客がいないってことだ。
フリクションは今までライブバンドでやってきたのに
大きなスタジオでライブの熱気もない。
そんなライブバンドではスタジオ録音でいいものが出来るはずがなかった。
(もちろん「軋轢」は1980年にそびえ立つ傑作だけど)
それにしてもなんて熱量をもったバンドなんだよ。
ギターとドラムのプレイに鳥肌立ちまくり。
RECKのボーカルも目をひんむきながら歌っているのがわかる。
35分があっという間。
この緊張感と焦燥感。
音楽の形態がどうであれ、この二つの要素を満たしているバンドは好きだ。
そこには時代性も超越してしまう普遍的な何かがある。
ヒリヒリとしたこの空気を果たして
どのくらいのバンドが持っているのか。
ボーナスDVD音声が出ない仕様なんですけど。
もったいないなぁ。やはり音がないとわからないよ。
ちなみに
ロック画報19号はフリクションの未発表ライブ音源が4曲入ってます。
FRICTION ;
RECK : vocal, bass
TSUNEMATSU MASATOSHI : guitar
CHIKO HIGE : drums
⇒ cdvader (03/30)
⇒ RUBYORLA (03/30)
⇒ BAP (11/10)
⇒ cdvader (11/15)
⇒ ぴよちゃん (11/10)
⇒ 00000 (09/20)
⇒ cdvader (09/14)
⇒ マチュ (09/09)
⇒ GG (03/05)
⇒ (10/09)