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サンガツ - サンガツ (2000)




全三曲、Jim O'rourkeプロデュースのサンガツの衝撃的1stアルバムです。
2本のギター、2台のドラム、ベースからなるインストロック。
淡々とひとつのフレーズを繰り返し、リードギターが色をつける。
ミドルテンポでアルペジオが絡み合うところなんかグッときます。
1曲が長く15分くらいある。

淡々と続くフレーズ。
しかし時折訪れる変化。

今までの日常が素晴らしい、
いや、変化に富んだほうがいい、
サンガツは私たちの日々を反映したバンドではないか。

細かいところにツインドラムが光っている。
この間のライブでもやった"FIVE DAYS"はじんわりと響く。
"Report"はベースとツインドラムのため曲だ。

感動というものはない。
本当に淡々と粛々と音楽を奏でる集団。
しかし彼らの音楽に対する愛情は痛いほど伝わってきます。
次はじっくりと静かなところでライブを観賞したいです。

TRISTEZA系のポストロックが好きな方ははまります。
はまらなくてもじっくりと聞き続けてください。
きっとはまります。

サンガツ ;
Atsuhiro Koizumi : guitar
Sotaro Kojima : guitar
Masashi Kamada : bass, guitar
Michito Kaji : drums
Toyoto Yamawaki : drums
| サンガツ | 00:23 | comments(0) | trackbacks(0) |

サンガツ & sim ニュー・アルバム・リリース記念ライヴ!@青山CAY (2005/06/12)

CDを聞いて行かねばと思ったのがWEATHERレーベルの
simサンガツのライヴ。

簿記試験、バンド練習と激闘の日でした。
青山CAYには初めて訪れました。
ライヴハウスというよりはレストランです。

18時過ぎ、ぼちぼち人が集まってきたところでsimのライヴが始まる。
電子音によるクリックが刻まれノイズとギターが音を形成。
そこにアバンギャルドでフンメルハー(?)なドラムが絡み合う。
このドラムが一番の衝撃。一体どうやって合わせているのかわからん。
ハイスピードでギターとノイズがぐちゃぐちゃになった瞬間は鳥肌もの。
どう展開されるが分からないドラムを見ると緊張感で張り裂けそうです。
また見たいバンドがひとつ増えました。
ライヴCD-Rが物販で売ってたので即購入。後日レビューします。

そしてこちらも初見、サンガツ。
ドラム二台とギター二本にベース。
エレクトロニカ風な映像に合わせてツインドラムが疾走。
絡み合う二本のギターはクリーンで美しいアルペジオとメロディを織り成します。
10分以上もある曲や2,3,3,2,3,3拍子で進行する曲もあり見応えがあります。

ただ一言言わせてもらうとしたらバー付近の客の喋り声で
どうしても世界に入り込めない。
無音部分が多く、休譜もメロディとして余韻を残しているので、
そこに笑い声や喋り声が交じって不愉快極まりない。
どれだけサンガツが音楽に対して真剣に取り組んでいて
音楽を聞かせようとしてもわざわざチケットを買った客の耳に届かない。
繰り返される無音と笑い声。
なんだかやるせなさに涙が出そうでした。
心半分しか聞くことが出来なかったけど素晴らしい音楽を奏でていました。いつか無音状態もしっかりと聞けるときが来るのでしょうか。
繊細ではかないバンドでした。

サンガツに新メンバーが増えました。
磯木淳寛氏(ベース・ミュージカルソーetc...)
DJ Peaky氏(ターンテーブル・ミキサーetc...)
| サンガツ | 19:27 | comments(0) | trackbacks(0) |

サンガツ - 静かな生活 (2005)



素敵な日本のバンドを紹介します。
ツインドラム、ツインギターが特徴的なバンド。
しかし、そのバンド形態からは想像できない美しく
日常の風景に溶け込んでいく音楽を奏でるのがサンガツです。

前作のから4年振りとなるアルバムが本作。
相変わらずこのWEATHERというレーベルのジャケットのセンスは抜群。

「静かな生活」というタイトルも素敵だ。
ひたすらミニマルでゆったりとした曲が展開される。
"Intro"でつま弾かれるギターの音色と日常風景の生活音。
それらが段々とクロスしていき、サンガツが我々を「静かな生活」の
舞台である別の日常へと連れて行ってくれる。

なんて穏やかで美しいところなんでしょうか。
一聴したときはThe Durutti Columnかと思った。
あの孤高の世界に踏み出してしまった。
しかし、サンガツはThe Durutti Columnのように扉を閉めたままではなく、
我々に対して扉を開けてくれているのだ。

"AM"のようなツインギターとツインドラムの絡みが最高だ。
次回作ではアグレッシブな面を見せてくれると嬉しい。


6/12に青山cayでサンガツとsimのライブがあります。
私はもちろん行きます。
しかし、先週ぴあで取った整理番号が6番・・・
みなさん素敵な音楽を聴きましょう。
明日はsimのレビュー予定。

サンガツ ;
Atsuhiro Koizumi : guitar, field recordings
Sotaro Kojima : guitar
Masashi Kamada : bass, guitar
Michito Kaji : drums, pc
Toyoto Yamawaki : drums
| サンガツ | 23:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
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