スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |

autechre '05 @ CLUB CITTA' KAWASAKI (2005/06/10)

マチュと一緒にカレー食って川崎の和民で焼酎一本空けてベロベロになった状態でオウテカのライブへと出かけました。

チッタは初めてでした。
うーんでかい。こんなところでライブやったら気持ちいいんだろうな。

でRob HallのDJ。
ブレイクビーツでガンガンに盛り上げてくれる。
上もののメロディが薄く、腹に響く無機質なビートに身を委ねます。
でも最後にかかってた曲はメロディもあり、高速の4つ打ちで最高でした。

続いてLFOのMark Bell。
ノイジーで爆音ビート。かなりうるさいです。
ディストーションがかかったバキバキのトラックに
4つ打ちが絡むのです。
20分くらい聞いてたら頭がおかしくなりそうだったので退散。
しばしロビーで休憩しました。

Autechre
眠気も絶好調な深夜1時過ぎ。
ライブハウスの照明が非常灯以外は落とされました。
真っ暗闇の中出てきたオウテカの二人。
無機質で狂ったブレイクビーツが爆音で鳴り響きます。

ガッ、トゥクトゥク、ビギギギギイ、ティカ!
ギリッ、ミギグゲゲゲ、キカカッカカ、ドゥドゥ!

お、踊れね〜
まあアルバムを聴いていて踊れないのはわかっていたのですが。
ここまで直球に踊れないとは。

でも周りを見ると踊ってるのよね。みんな。
よく踊れるな、無理して踊らなくてもいいのに。

照明が落ちているのでほとんど周りが見えない状態。
もしかしてこれは「踊るな」というメッセージかもしれない。
真っ暗だから踊らなくても目立たないし、それでいいんじゃないか。
なんてことを考えていても足は疲れるし、頭はぼーっとしてくる。
耐えきれずに1時間ほど過ぎた辺りで退室。

歓声を送っていた奴らは本当にその歓声を上げたかったのか。
強引に6,000円分を楽しもうとしたのであろうか。真意はわからない。


その後マチュと漫画喫茶に行きました。
実は私、漫画喫茶に入ったことないのです。

いやぁ、オウテカのライブよりもおもしろかった。
最強伝説黒沢ホムンクルスの二作品に衝撃を受けた。
素晴らしい。

黒沢についてはこちらのページを。

| Autechre | 01:05 | comments(0) | trackbacks(2) |

Autechre - Untilted (2005)



Autechre(オウテカ)の8枚目のアルバムです。
しかし私は「LP5」しか聞いたことがありませんでした。
「LP5」は後日またレビューするとして、今回はオウテカの新譜を取り上げてみます。

これは踊れないなぁ、というのが第一印象。
最初から変則的ブレイクビーツでぐいぐい来てるかと思いきや、
5分あたりからアンビエントをやっているAphex Twinの
ようなフレーズが飛び出してまたびっくり。
しっかりと一本メロディが通っているので格段と聞きやすいです。

都会で生活をしているときに強烈な違和感を感じるときがあります。
例えば閉店後のデパートの前でHIPHOPダンスを踊る人を見たとき、
夜に駅前でゆずを弾き語りしている人を見たとき、
飲み終わった後、飲み屋の前で延々と溜まり続ける大学生の性欲のオーラを感じたとき、
など都会の夜の風景に溶け込んでしまっているどうしようもない理不尽なこと。
それをこの「Untilted」から感じ取ることが出来ます。
(あくまで私個人の場合ですので)

サイバーな雰囲気と都会に潜む暗闇のスラム街の両面を同時に表現したような音楽。
ビートはあくまでも無機質で冷たいのですが、メロディにどこか有機的なものが宿っています。


6/10に川崎チッタでオールナイトでイベントがあります。
7年振りの来日ということで非常に気になっています。
時間があれば行ってみてその姿を拝んできます。

しかもゲストがLFO!
といっても全然知らないのですがかなりな人らしいです。
LFOはマチュからCDを借りたので聞いてみます。

Autechre ;
Sean Booth
Rob Brown
| Autechre | 23:45 | comments(0) | trackbacks(2) |
このページの先頭へ