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Beyonds 再結成ライブ@渋谷AX 2005/12/20

90年代初頭、日本のアンダーグランドシーンに燦然と輝いたバンドbeyonds。
私は当時は新潟の田舎にいて知る由もなかったが、
東京に出てきて音楽に没頭するようになり、
fOUL, PEALOUTを聞き、beyondsへと足を踏み入れたのであります。
個別のアルバムレビューは後日。

解散してから11年。
谷口 健(fOUL)、岡崎善郎(ex. PEALOUT)のオリジナル・メンバーに加え、
工藤“TEKKIN”哲也(WORD/ex. HUSKING BEE)、
アヒト・イナザワ(VOLA&THE ORIENTAL MACHINE/ex. NUMBER GIRL, ZAZEN BOYS)
の4人が終結し活動を再開させた。


仕事の都合上開演してからの入場。
まずはSPARTA LOCALSである。
スパルタを見るのは実に久しぶり。
インディーズ時代に数回見てます。

やっぱり1st, 2ndの曲が圧倒的に良い。
最近の作品は買ってないからわからんけど、
ライブで聴いた限りでは初期の曲の持つ
緊張感とダサダサロックに熱いものがある。

しかし相変わらずベースが弱いバンド。
グルーブ感がほんとに出てない。
まあそれがダサダサロックなんだろうけど
それが普通の歌謡ロックぽくなってしまった今では
逆に見ていて痛々しいものがあります。


そして次にお目当てのBeyonds。
谷口はギターを持たずに登場。
ってもともとボーカルのみだったっぽいが、
どうしてもfOULのイメージがあるのでギターがないと違和感ある。

全ては谷口のボーカルの凄さだ。
吐き出される英語は英語に聞こえず呪文のようだ。
そして変な声だが伸びやかに響く歌声は緊張感がある。
時々ギターの岡崎が食ってしまっている(タイミングが早すぎる)
場面が見受けられたがそこは仕方ないか。

ベースの工藤は勢いがあり、グイグイと曲を引っ張っていく。
全然問題なしのパフォーマンス。

ドラムのアヒトは流石、といった感はあるが、
別にアヒトである必然性はない。

新曲では谷口がギターを持ち、日本語の歌詞で歌っていたが
しっくりくる曲調で、旧Beyondsともあまり大差はないかな。

春くらいには新譜が出るらしいので
それを聞きその真価を問おう。


最後にトリのストレイテナー。
初めて見ます。

女子が多い。
サビではみんなが手を振っている。
うわーアイドルだわ。

勢いがありサビがキャッチーで盛り上がる。
とっても健全なバンドですわ。
イケメンだし曲もいいので売れるのはわかるが、
私はダメでした。

やっぱり緊張感がないのよね。
あとは別にこのバンドである必然性がない。
他のバンドでも似たようなものがあるし、
のめりこむほどではないです。
って書くとファンから非難多そうだ。


4曲ほど聴いて会場を出てタワレコで久しぶりにCDを4枚購入。
帰りの電車も含め6時間ほど立ちっぱなしはキツイわ。

次回Beyondsライブ
【遅れてきた青年】
2月17日(金)・18日(土)代官山UNIT


Beyonds;
谷口 健 : vo, gu
岡崎善郎 : gu
工藤“TEKKIN”哲也 : ba
アヒト・イナザワ : dr
| Beyonds | 01:16 | comments(1) | trackbacks(0) |
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