あのBrian Enoプロデュースの大名盤
「No New York」に参加しているDNA。
あのアートリンゼイ(ボサノバのプロデューサだったり、坂本龍一とも仕事したり)が参加していたバンドである。
そしてドラムは日本人のIkue Mori(FRICTIONのレックの彼女だった)である。
ほとんど音楽の素人集団が音楽理論を無視して、
とにかく奇妙でエキセントリックで他にはないものをやっている。
1978-1982年にかけての音源が聞けるのがこのベスト盤ともいえるCDである。
レア音源や初期の作品が聞けるし、No New Yorkに入ってる曲も聴ける。
ギターソロも皆無。
メロディもあってないようなもの。
曲は大体2分以内で終わる。
ありきたりのロックの8ビートではない。
ひたすらぶっ壊れている。
まさしく狂気の音楽である。
湿った地下のニューヨークからの空気がみっちりつめられている。
このすさまじい緊張感はなんなんだ。
こういうの聞いちゃうと自分がやってるバンドが一体なんなのかって思っちゃうわ。
DNA;
Arto Lindsay : gt, vo
Ikue Mori : dr
Robin Crutchfield : key
Tim Wright : ba
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