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Pinback - Autumn of the Seraphs (2007)

2007年に発売されたPinbackのニューアルバム「Autumn of the Seraphs」。
セラフの秋? よく意味がわかりませんね。
公式サイトに上がっているバイオグラフィーを読んでみましょう。

Rob Crowのインタビューです。
文章が難解でかなり誤訳の可能性ありですので、あんまり参考にしないように・・・
(難解な話をして、最後にアルバムと関係ないと言っているところが凄い・・・)

「ギラギラした太陽が昇る朝、外に出たときに感じる空中に漂うワイヤーの匂いはコンクリートを夜に戻している。それは何かを失くしたように感じる。普通に生活していることによって、どのくらい多くの経験があれば人はいったい短い時間の間に寂しくなるのかが不思議だ(??)。ここではないどこかがいつもあると、知っているか、考えたことがあるかどうかはわからないけど。俺は今夜屋根の上で寝ると思う。子供の頃、ギター、ラジオ、枕を持って上がり、コヨーテの一群が隣の庭にウサギを追っかけて入っていくのを見ていた。いつもたくさんのことが人々のすぐ隣にあったんだ、彼らが知っている以上に。どのくらいの回数、絶対ここには居場所がなかったと、自分自身に問いかけることができたか?そんなこと考えたことはある?そして、何かよいことが起こったか?何かひどいことが起こったときはどうだった?ベッドから外に出て全てが違うと判明する前に余計な時間をただ待ち、祈るだけ。快楽がもっとも生命を感じることに、自分自身を否定する人々がいる。生命がより難しいのかどうか、俺はよくわからない。このことはPinbackのニューアルバム「Autumn
of the Seraphs」とは全く関係がないよ。」

このあたりでは、コヨーテのような生命の謎を受け入れている。だから、サンディエゴ一番のPinbackのニューアルバムを発表するのも許されている。二人の中核メンバー、ZachとRob
Crowは他のプロジェクトを一時中断して、1998年にバンドをスタートした。

「Autumn of the Seraphs」はPinbackの4枚目のアルバムであり、Touch and
Goレコードから出た2枚目のレコードだ。2004年には「Summer in
Abaddon」が強烈な美しさに満ち溢れており大ヒットを記録した。"Fortress"の大成功で世界中に熱狂的なファンを生み出した。

「Autumn of the Seraphs」はさらに前へ、上へと推し進めます。メロディはよりダイナミックでアグレッシブに、何度も穏やかにあなたを引っ張りあげてくれます。バンドのホームスタジオでもう一度、全体を録音している間に、このレコードは引き締まり、ドラミングはよりハッキリとした。Rocket
from the CryptのMario Rubalcaba、No KnifeのChris
Prescottの手によって共有され、以前のPinbackとは違った特徴となった。

"Good to Sea"は平和をジャムっています。"Walters"はうるさいギターが壊れた散歩、"Subbing for
Eden"は最高潮のコーラスに向かって着実に進んでいく。

「Autumn of the Seraphs」はウサギと人々の両方のために、よい日のために、ベッドにいなければいけない人のためのものです。


といったところですが、1曲目の" From Nothing to Nowhere"からその違いがはっきりとしています。
今までなかったコード弾きで、ハイテンポなトラックです。


"Good To Sea"も今までにない、明るめのPOPな作品です。
ここまで行くとPOP過ぎて、ちょっと馴染めないのが正直なところ。


"Blue Harvest"はアルペジオがPoliceの"Messege in a bottle"みたいな
アルペジオのラインを刻んでいて素晴らしいです。

"Torch"は珍しくライブ向けの曲です。
ドラムが結構頑張っています。

そして限定版のボーナスDiscには3曲追加されています。
"Kylie"はなんともメロウなアルペジオと軽快なリズムが心地いいPinback節炸裂。

"Autumn of the Seraphs"タイトルトラックが
ボーナスディスクってどういうことよ?と思わず疑わずにいられない。
ピアノとアルペジオの絡み、段々と盛り上がっていく展開に高揚します。

Pinback ;
Rob Crow :
Zach Smith :

Autumn of the Seraphs
Autumn of the Seraphs
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Pinback Touch & Go/Traffic Entertainment (2007-09-11)売り上げランキング: 59634

| Pinback | 21:04 | comments(0) | trackbacks(0) |

Pinback - Nautical Antiques (2006)

1998〜2001年までのUS盤未収録曲(シングルB面、EU盤ボーナストラックなど)
に未発表曲、既発曲未発表バージョンなどを合わせたアルバムです。

あんまり印象は薄いアルバムですが、
"Avignon", "Messenger"が素晴らしいですね。

Pinback ;
Rob Crow :
Zach Smith :

Nautical Antiques
Nautical Antiques
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Pinback Ace Fu (2006-09-05)売り上げランキング: 106137
おすすめ度の平均: 4.0
4 nautical antiques

| Pinback | 20:45 | comments(0) | trackbacks(0) |

Pinback - Summer in Abaddon (2004)

私が一番Pinbackのアルバムで好きなのがこの3rdアルバム「Summer in Abaddon」です。
POPなくせに、どう聞いてもPinbackでしか出せない音が詰まっている。
独特の音を持ったバンドが、それをPOPに昇華してくれると最高に嬉しいです。

本当に捨て曲がなく、パーフェクトなアルバムです。
その中でも印象深い曲を紹介します。

1曲目の"Non Photo Blue"でいきなりノックアウト。
ミュートギターとメロディライン、コーラスワークがPOPで泣けてきます。


5曲目"Fortress"ベースラインがメインです。
このシンプルなメロディラインとアルペジオがPinbackの真骨頂。
途中で「うまい棒〜、うまい棒〜♪」と聞こえるのは日本人ならでは。


10曲目"AFK"
絶叫系のロックソングになりがちなのが、Pinbackがやるとあら不思議。
スカスカのサビが逆に心地よく聞こえてしまいます。
しかし、ライブだと絶叫系になり興醒めしてしまうのが難点。


とまあ、CD音源としては最高傑作ではないかと思います。
このアルバムは聞く度にどんどん良くなるスルメアルバムです。
暗い部屋の中でヘッドフォンをかけて聞いてみてください。

Pinback ;
Rob Crow :
Zach Smith :

Summer in Abaddon
Summer in Abaddon
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Pinback Touch and Go (2004-10-12)売り上げランキング: 23712
おすすめ度の平均: 5.0
5 とても貴重なバンド。5 ピンバック節、最高!5 穴から見上げた空

| Pinback | 20:00 | comments(0) | trackbacks(0) |

Pinback - Blue Screen Life (2001)

1stアルバムを出してからはPinbackとして二人は活動の場を広げます。
2000年にはSome Voicesというシングルをリリース。
そして2001年に2ndアルバムである「Blue Screen Life」を発売。

レコーディングの間、Pinbackはバンドとしてツアーを行い、
北米、ヨーロッパで人気を博しました。

3曲目"boo"のように新しい静かな曲が美しい。


"Penelope"はハーモニックスの響きとベースラインの絡み方が美しい。
本当に気持ちいいアルペジオを聞かせてくれます。


"XIY", "seville"もいいですし、これも全体を通して外れがないです。
この雰囲気が気に入ればもうPibackの虜になること間違いないです。

ほんとCD音源が綺麗ですね。

Pinback ;
Rob Crow :
Zach Smith :

Blue Screen Life
Blue Screen Life
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Pinback Ace Fu (2001-10-23)売り上げランキング: 55761
おすすめ度の平均: 4.5
4 あぁ不思議。5 ジニアス5 独特のギターカッティングと心地よいメロディ!5 Offline P.K.のイントロのギターが.....5 Offline P.K.のイントロのギターが.....
| Pinback | 20:03 | comments(0) | trackbacks(0) |

Pinback - Pinback (1999)

先月待望の初来日を果したPinbackの歴史を振り返ってみましょう。
私も聞き始めてからそんなに日が経っていないのです。
日本のwebにはほとんど情報がないので、
公式サイトや海外のサイトを調べてみました。

Pinbackはアメリカのインディーロックシーンの聖地であるサンディエゴで、
ロブ・クロウ、ザック・スミスの二人により1998年に結成。
お互いにバンドを持っていたことから、二人はちょくちょく連絡を取り合いCDを完成させました。

ザックはThree Mile Pilot


ロブはThingy と Heavy Vegetableをやっていました。
(YouTubeになし・・・)

そんな二人のサイドプロジェクトであった
このPinbackの出来があまりにも素晴らしいものとなりました。

1曲目の"Tripoli"のアルペジオとスカスカの音圧、メロディラインの際立ち、
コーラスワーク、全てが計算され尽くされています。


そして6曲目の"Loro"のアルペジオで号泣。
こんなに単純なのに何故泣けるんだろうか。


二人もこのクオリティに満足したのか、
段々とPinbackの活動を精力的に行うようになります。
続きは次回。

Pinback ;
Rob Crow :
Zach Smith :

Pinback
Pinback
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Pinback
Vinyl Communications (1999-10-12)
売り上げランキング: 47748
おすすめ度の平均: 4.5
5 このCDとの出会いに感謝
4 この1stは・・・
5 これを聞かずして、、、
| Pinback | 20:02 | comments(0) | trackbacks(0) |

Pinback/Album Leaf 来日公演 2008/2/28@恵比寿リキッドルーム


個人的に楽しみにしていたピンバック
演奏が始まると私の期待とは裏腹にかなり激しいプレイ、テンポも早過ぎる。
もっと淡々とした演奏で歌を聞かせてくれると思ったのに残念です。


ボーカルはうるさいし、ベースが余計なカッティングしてるわ、
あまりにCDとは違いガックリきました。これからもCDには期待しましょう。

Autumn of the Seraphs
Autumn of the Seraphs
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Pinback Touch & Go/Traffic Entertainment (2007/09/11)売り上げランキング: 11730



アルバムリーフは音が良くなかった。
数年前にQUATTROで見たときは緊張感がせめぎあっていた。
チューニングがずれまくっていてとても不快。
同じような曲ばかりでマンネリ気味。


1stアルバムから曲やってくれないかなぁ。
私の前にいた外人はやはりおしゃべりで困る。
ただ、携帯の壁紙がルナシーだったのが笑えました。

アンコールで抜けて恵比寿の街を散策しましたが、
あまりのオサレ具合にかなり憂鬱な気分になり退散。

コンビニでプレミアムモルツ買って電車で飲んで落ち着けました。

An Orchestrated Rise to Fall
An Orchestrated Rise to Fall
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The Album Leaf Music Fellowship (2007/10/08)売り上げランキング: 138188
おすすめ度の平均: 5.0
5 耽美の究極。

| Pinback | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |
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