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JAGA JAZZIST @渋谷O-EAST (2009/11/02)

カオスヘッドを見て現実か妄想か訳がわからなくなった頭で、妄想震源地の渋谷へJaga Jazzistの初来日講演にやってきた。改装してからは初めてのイースト。ワンドリンクが500円で缶ビール、缶チューハイってのは明らかに手を抜きすぎ&ぼったくり、と思ったら2階では普通にバーカウンターがあった、なんだそりゃ。

名盤WHAT WE MUSTから4年間も音沙汰がなかったが、来年1月にニューアルバム、11月に初来日と嬉しいニュースが飛び込んで来た。物販ブースで新作の先行試聴があり、2曲ほど聞いたが素晴らしい出来だ。期待していて間違いないだろう。

さてライブです。まず抜群に音が良かった。バランスといい、ボリュームといい完璧。



そして泣いた、号泣した。音楽の素晴らしさにうちふるえた。今年最高のライブだった。放心状態で頭が真っ白だ。



ホワット・ウィ・マスト
Jaga Jazzist
BEAT RECORDS (2005-04-02)
売り上げランキング: 76340
| JAGA JAZZIST | 21:00 | comments(2) | trackbacks(0) |

JAGA JAZZIST - What We Must (2005)

久しぶりに復活のCDVADERです。
最近聞いてハッとしたJAGA JAZZIST(ヤガ・ヤシスト)を。

その名の通り、ジャズをベースにしたノルウェーの10人組インストバンドです。
1994年からクールで洗練された音を聞かせてくれ、
ジャズとラテンが好きなら気に入ると思います。

しかしいきなり音楽性がガラリと変わったのがこの2005年の「WHAT WE MUST」
ギターをふんだんに取り入れ、ジャズやラテンな雰囲気から脱却し、
ポストロックへのアプローチを取り入れています。

まるで別のバンドを聞いているような感じなので
従来のファンは嫌うかもしれませんが、私は最初のアルペジオでやられました。

私は根暗なもので、あんまりラテン系が得意ではないので、
こういった緊張感をもったインストバンドになってくれて嬉しいです。
元々がジャズをやっていた方々なので演奏力や構成は文句なし。


1曲目の"ALL I KNOW IS TONIGHT"が完璧すぎる。
ポストロックとジャズが見事に融合している。
メロウな雰囲気の中にもしっかりとジャズの要素も感じられ


4曲目の"Oslo Skyline"が壮大な曲。
最初はジャズ的なアプローチから始まるのですが、
段々と緊張感が増して行き、そして爆発する。
ジャズとかロックとかクラシックとか全部を飲み込んだメロディに歓喜。
最高だ。

バイオグラフィーを読んでみると面白いことが書いてあります。
シューゲイザーや70年代のプログレなんかが一番よく影響されていると書いてますね。

影響を受けたアーティストもジャンルがバラバラですね。
初っ端にコーネリアスの名前があるのは日本人としては素直に嬉しい。

まだ来日していないし、2005年のこのアルバム以降は
メンバーのソロ活動が活発化しているので新譜と来日が待ち遠しいです。

Jaga Jazzist:
Mathias Eick Trumpet, upright bass, keyboards + vibraphone
Harald Froland Guitars + effects
Even Ormestad Bass + keyboards
Andreas Mjos Vibraphone, guitars, drums + electronics
Line Horntveth Tuba + percussion
Martin Horntveth Drums + drum-machines
Ketil Einarsen Flute + percussion
Lars Horntveth Tenor sax, bass-clarinet, guitars + keyboards
Andreas Hessen Schei Keyboards
Erik Johannessen Trombone + percussion

What We Must
What We Must
posted with amazlet at 08.04.10
Jaga Jazzist
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おすすめ度の平均: 5.0
5 見つけた〜
5 聞きやすくなりすぎた?
5 ノルウェーの特別なバンド
| JAGA JAZZIST | 21:53 | comments(0) | trackbacks(0) |
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