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MAGAZINE - Play (1980)



1980年9月6日にオーストラリアのMelbourne Festival Hallで
行われたライブを収録したアルバムです。

ギターがJohnから元Ultra VoxのRobin Simonに変わっています。
Robinに変わってからの曲はないのですが、
ギターの感触はよりエフェクトが強くなっています。
John特有の変態さをあまり感じないのが残念。
でもギターの音色で怪しさを表現しようとしているのがわかります。

このアルバムを聴いているとMAGAZINEはライブバンドだったことが
よくわかります。あ〜ライブが見たかった!!

ネットを調べてみたらDevotoのインタビュー記事があった。
いつのインタビューかは不明だけど音楽業界を引退してからのもの。
でもBuzzcocksのことばかり聞いていてMAGAZIEのことは一秒も触れていない。

音楽業界から引退したのは自分の生活をまともにしたかったから、
とう風に回答してます。これだけ偉大なアルバムを作ってくれたんですから
あまり文句は言えません。ありがとうと言いたいです。

1stが発売されてから25年以上たちますが、
MAGAZINEのアルバムはリアルタイムに私の心に響きました。
今年の最後にこのバンドに出会わさせてくれてありがとう。
これだから音楽を聴くのをやめられない。

MAGAZINE are;
Howard Devoto: vocals
Robin Simon: guitar
Dave Formula: keyboards
Barry Adamson: bass
John Doyle: drums
| MAGAZINE | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) |

MAGAZINE - The Correct Use of Soap (1980)



2ndはジャケットにも表れていたように
混沌と緊張感を全面に出したアルバムだった。
この3枚目ではよりPOPになったMAGAZINEの姿を見ることができる。

相変わらずベースラインはFunkyでいい味出してる。
Johnのギターはよりシンプルに。

A面の曲はテンポの早めな曲が並んでいます。
"Because You're Frightened"は特に疾走感があります。
が、やはりMAGAZINEサウンドを聴かせてくれるのはB面。

SLY & THE FAMILY STONEの"Thank You"のカバーをしているが、
この怪しさはもうMAGAZINE節で一杯だ。

"Sweatheart Contract"はまさにMANSUNな曲(って逆だけど)
どこかコード進行がおかしいメロディが小気味よいPOPさと
合わさると気持ちよくなってしまう。

"Stuck"はNew Wave色全開。
JohnのFunkyギターを堪能してくれぃ。

ラスト"Song from Under the Floorboards"
バンドの混然とした風景が淡々とした演奏の中に見え隠れしてます。

緊張感と引き替えにPOPさを手にしたMAGAZINE。
このアルバムを最後にHowardは脱退してしまいます。
脱退後はあまりぱっとせず、90年には音楽活動を離れて
写真図書館員(photo librarian)になって現在に至ります。

明日はライブアルバム"play"をレビューしてMAGAZINEを終了します。

MAGAZINE are;
Howard Devoto: vocals
John McGeoch: guitar
Dave Formula: keyboards
Barry Adamson: bass
John Doyle: drums
| MAGAZINE | 22:11 | comments(1) | trackbacks(0) |

MAGAZINE - Secondhand Daylight (1979)



相変わらずジャケットが狂っているMagazineの2ndアルバム。
ギターとベースが素晴らしく、POPセンスも格段に向上している。
が、だがしかし、やはり変態なのだ。

前作同様オルガンの響きからスタート。
エフェクトのかかったベースとプログレ調のギターが絡み合う。
ミドルテンポで怪しさを引き立てます。
この緊張感がたまらなくかっこよい。

いきなり次の"Rhythm of Cruelty"でPOP。
"Cut-Out Shapes"は段々と盛り上がっていき、
後半でドラムとベースの刻むリズムが腰に来ます。
さらにHowardの狂気のボーカルで持って行かれます。
名曲。

"I Wanted Your Heart"
ここから一気にNew Waveっぽさが出てきます。
調子の外れたボーカルにGang of Fourのような
突き刺さるカッティングギター。

"The Thin Air"
唯一プログレっぽい。
SAXが美しい。

"Back To Nature"はNewWave色強し。
イントロのピアノの旋律は美しく、
徐々に盛り上がってくるギターとドラムと
キーボードのテンションの切れ具合が最高。
素晴らしいです。

なんちゅーバンドだ。
本当に最高。
25年後の今でも十分輝いているよ。

MAGAZINE are;
Howard Devoto: vocals
John McGeoch: guitar
Dave Formula: keyboards
Barry Adamson: bass
| MAGAZINE | 23:00 | comments(0) | trackbacks(1) |

MAGAZINE - Real Life (1978)



先日惜しくも解散してしまったMANSUNのラストアルバムに
MAGAZINEというバンドのカバーが収録されてました。
気になったので早速amazonで購入。

1978年の1stアルバムです。
ボーカルHoward DevotoがBuzzcocksを脱退して結成。
なんて言いましょうか、変態プログレパンク?
今聞いてみるとピストルズのアルバムよりも衝撃的です。
今年のニューアルバムとしても十分聞ける。

1曲目はイントロがプログレかと思わせて、
ポップな展開かと思いきややっぱりプログレ?
しかも楽器めちゃめちゃうまい。
ベース、キーボードがいい味だしてます。

MANSUNがカバーしてたのが3曲目の"Shot By Both Side"
かっこいい。古くささは全然感じない。
ギターロック節全快。最高。

"Burst"みたいなゆっくりとした曲もできちゃうのがまた凄い。

"Motorcade"はバンドが暴走特急と化して驀進。
ベースが最高。
ギターの音階から外れたようなフレーズも素晴らしい。

"The Great Beautician in the Sky"は本当にMANSUNが影響受けた
とモロにわかる曲。マイナー調の3拍子に乗せて揺らぎのあるボーカルが
悪魔的世界を演出。

いやあいいバンドを発掘しましたよ。
あ〜ライブ見てみたかった。
ほんと、ピストルズ聞くならこっちを聞いて欲しい。

MAGAZINE are;
Howard Devoto: vocals
John McGeoch: guitar
Dave Formula: keyboards
Barry Adamson: bass
| MAGAZINE | 23:48 | comments(0) | trackbacks(2) |
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