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The Durutti Column - LC (1981)



昨日に引き続きThe Durutti Columnの2ndアルバムです。
1stとは違いViniのボーカルがフューチャーされてます。
今にも消えそうな囁き、儚い声ですがギターが歌っているので
ボーカルは楽器の一部として機能しています。

リズムも1stと比べて多少は変化しています。
ピアノもメインの楽器として使われることもあります。
それでも芯となる独特のギター音色、メロディラインは普遍です。

ここでバンドのHPのバイオグラフィーを見てみましょう。

俺は2ndアルバムの計画なんて全くなかった。
ある日、Bill Nelsonが4トラックMTRを売ってくれた。
それからギターを弾いてドラムを打ち込んだ。
計5時間でアルバムのレコーディングが終わった。
それからBruce Mitchellと一緒にスタジオで2時間ミックスしたんだ。


5時間でこのアルバム作っちゃったのかよ。
1stよりもさらにメロディアスに展開される曲に
もう天にも昇る極上の美しさを感じます。
(あ、Bill Nelsonもかなりよい作品を出してますので
 今後レビューしたいと思います)

"Sketch For Dawn"、"Messidor"、"Never Known"、"The Missing Boy"
名曲がここに溢れています。

My Bloody Valentineなどのシューゲイザー、
Tristezaなどのインストロックが好きな人にはたまらない名盤でしょう。

The Durutti Column;
Vini Reilly: instruments and vocals
| Durutti Column, the | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) |

The Return of The Durutti Column (1980)



12/10〜12/12まで山梨の秘境に旅行に行ってきました。
寒さのせいで風邪をひいてしまいました。
急な気温の変化についていけずに体調を壊すことはよくあること。

そんなわけで私のヒーリングミュージックとして大好きなアルバム。
The Durutti Columnです。

クリーントーンで深いリバーブとディレイがかかったギターが
魔法のように幻想的で浮遊感のある美しいメロディを奏でる。
バックにはチープなリズムボックスのドラムが鳴っているけれど
それがまたこの音楽の儚さを引き立てています。

Vini Reillyが病気で療養中に突然閃き
このアルバムを1日で作ったと言われています。
(1979年リリースは全9曲)

1曲目"Sketch For Summer"は小鳥の囀りからリズムボックスが鳴り出し、
そこにViniの官能的なギターが絡むオープニングナンバーで
ばっちりと私の心をとらえました。

このオープニングナンバーは大学生のころに
リピートしてずっと聞いてました。
永遠に続くと思わせる天国の階段をゆっくりと
あがっていくような優しさに包まれます。

狂気と美しさをはらんだ曲を是非聴いてみてください。

The Durutti Column;
Vini Reilly: guitar and vocals
| Durutti Column, the | 23:23 | comments(2) | trackbacks(1) |
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