バンド10 メロディ9 難解3
Disc1ではデビュー前からラストライブまでを追いかけるドキュメンタリー形式で、
ライブを中心に、テレビ出演、レコーディング風景などで構成されています。
このDisc1で特筆すべき点はデビュー前後の貴重な映像もみれることですが、
何よりも"ZAZENBEATS KEMONOSTYLE"が聴けることではないでしょうか。
「けものがれ、俺らの猿と」のサウンドトラックでは同一の曲名がありますが、
サントラの方はHipHop的なアプローチになっています(これはこれで良い)。
しかしライブでは大胆なアレンジを行っており、
「SAPPUKEI」〜
「Num HeavyMetallic」
間におけるダイナミックでセンチメンタルな曲になってます。
残念なことにライブバージョンでの正式音源は発売されていません。
ライブ会場のみで発売されていた「記録シリーズvol.1(カセットテープ)」
のみに収録されてます。DVDでは曲の途中でブッツリ切られてしまっているのが
口惜しいです。実際にあの場(日比谷公会堂)にいた私はあのときの星空と一緒に
溶けていくような高揚感を伴った"ZAZENBEATS KEMONOSTYLE"に涙したのでした。
Disc2は最後のツアーで京都でのライブを納めたものです。
ラストライブは
「サッポロ OMOIDE IN MY HEAD状態」としてCD化されてます。
(ラストライブの"OMOIDE IN MY HEAD"はDVDのDisc1に収録)
実は1999年〜2000年の間にNumber Girlのライブに行き過ぎた私は、2001年以降あまり
ライブに行かなくなりました。最前列かぶりつき→後ろでまったり、というスタイルの
変化もありました。要因としては音楽は素晴らしいのに客の質が悪くなったような
気がしたのです。まぁ、最初は私も暴れてたのであまり文句は言えませんが(若気の
至り)。
そんなこんなで新譜発売もないのにライブは行かないでいいや、と思っていたときに
解散発表ですよ。ラストツアーには行けなくて残念だったけど、ライブ会場が都内で
最悪に音が悪いZEPP TOKYOだったんで、最後に音が悪いところで聞かなくてよかった
かもと自分を納得させてます。ZEPPの何が最悪かというとどんないいバンドでも糞バンド
に聞こえてしまう音の悪さ。
日本でこれだけの熱量をもち、緊張感と焦燥感を体現し、海外でも通じる普遍性を
勝ち得たたバンドはNumber Girlが最初だと思います。
「ドラムス、アヒトイナザワ」
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