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NUMBER GIRL ナンバーガール映像集 DVD (2003)



バンド10 メロディ9 難解3

Disc1ではデビュー前からラストライブまでを追いかけるドキュメンタリー形式で、
ライブを中心に、テレビ出演、レコーディング風景などで構成されています。

このDisc1で特筆すべき点はデビュー前後の貴重な映像もみれることですが、
何よりも"ZAZENBEATS KEMONOSTYLE"が聴けることではないでしょうか。

「けものがれ、俺らの猿と」のサウンドトラックでは同一の曲名がありますが、
サントラの方はHipHop的なアプローチになっています(これはこれで良い)。
しかしライブでは大胆なアレンジを行っており、「SAPPUKEI」「Num HeavyMetallic」
間におけるダイナミックでセンチメンタルな曲になってます。
残念なことにライブバージョンでの正式音源は発売されていません。
ライブ会場のみで発売されていた「記録シリーズvol.1(カセットテープ)」
のみに収録されてます。DVDでは曲の途中でブッツリ切られてしまっているのが
口惜しいです。実際にあの場(日比谷公会堂)にいた私はあのときの星空と一緒に
溶けていくような高揚感を伴った"ZAZENBEATS KEMONOSTYLE"に涙したのでした。

Disc2は最後のツアーで京都でのライブを納めたものです。
ラストライブは「サッポロ OMOIDE IN MY HEAD状態」としてCD化されてます。
(ラストライブの"OMOIDE IN MY HEAD"はDVDのDisc1に収録)

実は1999年〜2000年の間にNumber Girlのライブに行き過ぎた私は、2001年以降あまり
ライブに行かなくなりました。最前列かぶりつき→後ろでまったり、というスタイルの
変化もありました。要因としては音楽は素晴らしいのに客の質が悪くなったような
気がしたのです。まぁ、最初は私も暴れてたのであまり文句は言えませんが(若気の
至り)。

そんなこんなで新譜発売もないのにライブは行かないでいいや、と思っていたときに
解散発表ですよ。ラストツアーには行けなくて残念だったけど、ライブ会場が都内で
最悪に音が悪いZEPP TOKYOだったんで、最後に音が悪いところで聞かなくてよかった
かもと自分を納得させてます。ZEPPの何が最悪かというとどんないいバンドでも糞バンド
に聞こえてしまう音の悪さ。

日本でこれだけの熱量をもち、緊張感と焦燥感を体現し、海外でも通じる普遍性を
勝ち得たたバンドはNumber Girlが最初だと思います。

「ドラムス、アヒトイナザワ」
| NUMBER GIRL | 22:10 | comments(0) | trackbacks(1) |

NUMBER GIRL - Num-HeavyMetallic(2002)


バンド9 メロディ5 難解5

Funk、New Wave、レゲエ、HipHop、盆踊りなどがごちゃ混ぜになって
異様な緊張感を醸し出している異色作の3rdにしてラストアルバムです。

前作とはガラリと印象が変わっていて、
今まで武器にしていたセンチメンタルなメロディを廃して、
リズムという視点からバンドを創りあげています。

バンドとしての温度は鉄をも溶かす融点を振り切り、
そんじょそこらのバンドとは覚悟の違いが伺えます。
真剣勝負で聞くため、体力が消耗してしまう危険なアルバムです。

これがラストアルバムとなり、
向井は亜人と共にZAZEN BOYSを結成するに至ります。

favorite:"Tombo The Electric Bloodred"
| NUMBER GIRL | 22:21 | comments(0) | trackbacks(0) |

NUMBER GIRL - SAPPUKEI (2000)



バンド9 メロディ8 難解2

音が前作よりも格段に良くなっています。
"ZEGEN VS UNDERCOVER"で「やばい」、「ばりやばい」といった
博多弁を歌詞に取り込む強引な手法を使っているけれど、
逆にその荒っぽさが曲にとけ込んでいます。

"SASU-YOU"イントロが鳥肌もの。
"URBAN GUITAR SAYONARA"はピアノが入っているが、
全くNUMBER GIRLらしさを失っていません。
むしろピアノの自由度が高くてアバンギャルド風に仕上がる名曲。
"TATOOあり"は前半のハイライトとなるバンドマジック炸裂、
思わず拳を振り上げてしまう熱い曲。
後半は"TRAMPOLINE GIRL"のPOPさに心奪われます。

曲調のバランスが広がり、バンドの成長を伺わせる名盤です。

favorite:"URBAN GUITAR SAYONARA"
| NUMBER GIRL | 09:11 | comments(2) | trackbacks(1) |

NUMBER GIRL - SCHOOL GIRL DISTORTIONAL ADDICT (1999)

ZAZEN BOYSのニューアルバム(9/1発売)が
とんでもないことになっているので、
発売まで向井特集します。




バンド10 メロディ7 難解3

メジャーデビューアルバム。
1曲目の"タッチ"でイントロで鳥肌が立ち、もう昇天。
怒濤の勢いで曲が展開し、疾走していく。
リアルタイムで聴くことができたことを本当に感謝したいです。

8曲目〜ラストまでの名曲達で一気に持って行かれる。
"透明少女"は夏を感じさせる疾走感のある曲、
"転校生"はドラムとベースのグルーヴ感にやられます。
最後の"Eight Beater"はこれぞバンドマジックと言わんばかりの
ドーパミンが諏訪湖の間欠泉のように空へと舞い上がる名曲。

私の人生を変えてしまったアルバムです。

favorite:"転校生"
| NUMBER GIRL | 14:07 | comments(0) | trackbacks(0) |

NUMBER GIRL - シブヤROCKTRANSFORMED状態 (1999)


バンド度9 メロディ度9 難解度2

"OMOIDE IN MY HEAD"である。
これだけは必ず聞いとけ、初期の名曲"OMOIDE IN MY HEAD"

今でも初めてライブで聴いた時の感動を覚えています。
1999年の新年新人一押しライブなるものがNHKラジオで流れてきた。
今思うと凄いのだが、当時は全く無名であったくるり、椎名林檎もこのとき
初めて聞いたのです。

しかも当時高校生であった私はラジオを録音するほどの音楽狂。
高校生で金がなくて、新潟県の田舎であったので情報源はビルボードTOP40、
ビートUK、ラジオとロッキング・オンのみ。ああ書いていて懐かしい・・・

で、そのときに聞いたNUMBER GRILは疾走感があり、いいなと思っていた。
1999年春東京の大学に通うことになった私は6月に新宿JAMで初めて東京での
ライブを体験した。もちろんNUMBER GIRLです。

"OMOIDE IN MY HEAD"で泣きました。
音楽とはこんなにも素晴らしいものであるのかと。
ライブとはかくも感動を呼び起こすものだと。
あのときの感動はまさしく"OMOIDE IN MY HEAD"

もちろんこのCDでのライブにも行きました。
2年ほど東京であったライブはほとんど行ったのではないでしょうか。
それほど私はNUMBER GIRL狂いでした。
そんな私が思い出す曲はいつも"OMOIDE IN MY HEAD"です。

favorite:"Omoide In My Head"
| NUMBER GIRL | 23:04 | comments(0) | trackbacks(0) |
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