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TOOL - 10,000 days (2006)

来た来たーー!!
TOOL 5年振りのNew Albumですよ。

驚愕の来日公演を体験した私としては
ずーーっと待ってました。

完璧です。
これぞTOOLといわんばかりの激カオスで
変拍子でカタルシス解き放つ。

1曲目"Vicarious"でもう降参。
5年待った甲斐があった。最高。
最後に収束するカタルシスは前作をも凌駕する。

12分もあるタイトル曲"10,000 days"の美しさに感動し、
同じく12分もある"Rosetta Steoned"のヘヴィで綺麗な風景に圧倒。

TOOLを待っていた皆さん。
これですよ、これがTOOLですよ。
Summer Sonicとは別に単独公演を未だに願ってやまないです。

TOOL ;
Maynard James Keenan : Vocal
Adam Jones : Guitar
Justin Chancellor : Bass
Danny Carey :Drums


10,000 Days
10,000 DaysTool


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by G-Tools

| TOOL | 13:28 | comments(0) | trackbacks(0) |

TOOL - Lateralus (2001)



Aenimaの発売から5年もの歳月の後に作成された3rdアルバム。
アメリカでは発売一週目で50万枚を超えるセールスを記録し
遂にアルバムチャート初登場1位に上り詰める。

本当にアメリカってすげーなと思わずにはいられない。
TOOLが好きで早くCDが聴きたいっていう奴らが50万人以上いるんだよ。
Green Dayのような3分くらいのパンクロックではなく
一曲が8分以上もある暗く重いアルバムがだよ。
でも逆に日本でアルバムチャートTOP10にTOOLがランクインされたら
異常な国だな、と思うけどね。

で、前回私はAenimaが一番好きなアルバムだと断言しました。
しかし、今回レビューを書くにあたり10回以上聞き直してみたら
やばいわ、これ。とんでもないことになっているとしか言えない。
4年前に聴いたときは数曲しかいい曲がないな〜と思ってました。
しかし、2005年を迎えた現在再び聞き直してみると4年前の自分を
叱りとばしたくなります。「聞き込みが足りないよ!!」と。

何が凄いって全部だ。
1曲目"THE GRUDGE"のイントロを聴いただけでわかるリズム隊の圧倒的なアンサンブル。
特にこのアルバムではベースが目立っている。
Justinが完全にTOOLの一員として成長した証拠だ。
Dannyのドラムはさらに進化を遂げた。
1曲目のラストにおける鬼神の如く破壊的なドラム。
鳥肌が立つほど恐ろしい。
Adamはリフを初めから弾く必要はなくアルペジオで曲の暗闇を照らす。
そして後半に怒濤のリフを展開。
"PARABOLA"のギタープレイは職人芸としか言いようがない。

曲もプログレのように複雑な展開かつバリバリの変拍子だ。
TOOLの場合はそれが必然であり、鳴らしたい音を表現するためには必要なのである。
変拍子の曲を創ろうと思って創っているのではない。
できた曲がたまたま変拍子であっただけだ。
タイトルトラックでもある"Lateralus"はバンドの新しい一面を見せてくれる。

とりあえず1回聴いて駄目だと思ったら、それは自分が駄目だと思ったほうがいいです。
とりあえず"THE GRUDGE"、"PARABOLA"、"Lateralus"の中で
一曲だけでいいので10回は聴いてみてから結論を出しましょう。
それでも駄目なら仕方なしです。

バンドとして格が違うってのは本当にあるものだ。

TOOL ;
Maynard James Keenan : Vocal
Adam Jones : Guitar
Justin Chancellor : Bass
Danny Carey :Drums
| TOOL | 22:26 | comments(0) | trackbacks(1) |

TOOL - Aenima (1996)



ベースがメンバーチェンジをして、バンドとして更なる強靭な肉体を手に入れたTOOLは1996年に2ndアルバムをリリース。このアルバムは全米アルバムチャートで2位となる。どうしようもないくらい傑作。

私はTOOLのアルバムではこのAenimaが一番好きです。
とりあえず一曲目の"Stinkfist"を聞いてみてください。
重いリフ、Mayanardの優しく恐ろしいボーカル、かつその中で光るメロディセンス。
間奏のギターは緊張感を更に高め、サビでの破壊力をさらに加える増幅剤となっている。
ドラムが変拍子に加えありえないリズム感が曲の威力を増大。

この曲以外にも全体に貫き通される鋼鉄の意志と走り続ける肉体そして曲の広がり。
"Hooker with A Penis"のラストまでの圧倒的な負のグルーブの塊。
"Aenima"のリズム隊の歯切れの良さ。
"Third Eye"におけるかくも長い旅路の終わりを表現した暗闇の世界。
全曲がその深い音楽性に圧倒されます。

まずベースが交代したことで、フレーズの多さ、グルーヴ感、重低音の厚みが高まった。
そしてギターの表現力の成長。全く隙がない。
アルペジオを要所に挟んで曲のダークな一面をさらに奥深く表現してくれている。
ボーカルは基本は囁くというか語りかける形と絶叫部分に分かれるが
歌い手として確実な成長を遂げている。幻想的な歌い方をするボーカリストだ。
ドラムは文句なしに素晴らしい。彼のタム回しが大好きです。
また単にリズムを刻むだけではなくパーカッション的なフレーズも多い。

最初このアルバムを聞いたときは何が何やらさっぱり分かりませんでした。
しかし、聞く度にこの作品の良さが伝わってきます。
このレビューを書くために再度聞きなおしてみたら
あまりの良さに"Stinkfist"で鳥肌が立ってきました。そして涙が。

CDプレイヤーの前で正座して聞くべき音楽。
そして発狂するのであった・・・

Stinkfist
Aenima
この二本のPVは本当に秀逸。一度みてください。

TOOL ;
Maynard James Keenan : Vocal
Adam Jones : Guitar
Justin Chancellor : Bass
Danny Carey :Drums
| TOOL | 21:53 | comments(5) | trackbacks(1) |

TOOL - undertow (1993)



Rage Against The Machineなどとのライブを行いライブバンドとしての
実力を証明し、またその知名度も上昇していきました。
そしてデビューミニアルバムの発表から1年後の
1993年に1stアルバムundertowがリリースされました。

Maynardのボーカルが小さい気がしますが、
ギターとドラムの強靭さは他の追随を許しません。
1stはプログレッシブロックさがそれほど出ていなく、
TOOLにしてはわかりやすい楽曲で構成されているため
初めて聞く人にはちょうどいいのではないでしょうか。
TOOLに嵌ってしまった人は2nd、3rdが好ましく聞こえます。

ライブでおなじみの"Sober"(PVもチェック)は必聴。
闇の中で蠢く異様な緊張感。
これぞTOOLの魅力が初めて結集された名曲。
一度嵌ったら抜けることはできない底なし沼。

個人的には"Intolerance"、"Swamp Song"、"Undertow"、"4゜"がお気に入り。

TOOL ;
Maynard James Keenan : Vocal
Adam Jones : Guitar
Paul Damour : Bass
Danny Carey :Drums
| TOOL | 01:15 | comments(0) | trackbacks(0) |

TOOL - Opiate (1992)



漸(ようや)く昨日で大きな仕事が片づいたので
今日から張り切ってレビューをします。

復活第一段目として、最近の鬱屈した精神にはピッタリはまったTOOLです。
ちまたでは現代のキングクリムゾンなどと呼ばれています。
ボーカルのMaynardは現在ではA Perfect Circleというバンドもやってます。

で、これがデビューのミニアルバム。
何が凄いって初めてやったライブが音源として収録されてるのです。
ほんと化け物バンド。
私はあんまりメタル関係は聞かない人ですがTOOLだけは別格ですね。
2002年のライブも最高だったし。

バンドのスタンス、美学が一番表現されているのがプロモーションピデオ。
CS放送で見た人がいるかもしれないけどあのピデオはまさに芸術。
さらにその音楽性ともピッタリはまっている。
こんなページを見つけたので興味がある人は見てみてください。

音楽性はハードロックとプログレッシブロックを混ぜ合わせて
マグマのようにドロドロに溶かしてその中でのたうち回る魑魅魍魎みたいな感じ。
孤高のバンドである。それがゆえに美しい。

TOOL ;
Maynard James Keenan : Vocal
Adam Jones : Guitar
Paul Damour : Bass
Danny Carey :Drums
| TOOL | 22:20 | comments(0) | trackbacks(0) |
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