今日からまた90年代後半の日本のアンダーグラウンドロックシーンで
活躍したバンドを紹介していきます。
元々の土台は
bloodthirsty butchersが作った。
彼らは北海道から上京してきたバンドであり、
メジャー契約を交わし数々のライブをこなした。
まだbutchersは紹介していないので、後ほどレビューします。
そして北海道から続々とインディーバンドが東京へやってくることになるのですが、
cowpersはbutchersの吉村氏がプロデュースにより1stアルバムをリリース。
FUGAZIから影響を受けたであろうハードコアな音楽スタイル。
ツインギター、絶叫して度々音が外れてしまうボーカル。
不器用だがその誠実で、淀みのない音がはっきりと伝わってくる。
ドラムが単調である点だけが気になるが、
ここに詰め込まれた熱いサウンドは聞くものの魂を揺さぶる。
疾走感の中にどこか北の大地特有の冷たい空気が流れ、
熱く冷たい息吹を感じずにはいられない。
捨て曲なし。
一曲目の"LOST"のイントロだけで鳥肌もの。
"CURVE 2"はまるでNAHTのように美しいバイオリンが響く。
"Out of Bunch"のようなIchimaki(bp, cotd)のボーカルを
フューチャーした曲もあり楽曲のバラエティは豊富だ。
日本人のバンドでここまでFUGAZIからの音楽性を受け継いだのは
その名の通りCOWPERSが先駆けだったのではないでしょうか。
cowpers ;
Takebayashi Gendo : vocal, guitar
Takahashi Kazutomo : guitar
Komori Nozomi : vocal, bass
Hamano Naofumi : all traps
Yoshimura Hideki : guitar on "days"
Ichikawa Makiko : vocal on "out of bunch", "days"
Ide Mami : violin on "curve 2"
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