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SQUIRREL BAIT - SQUIRREL BAIT (1985)

SLINT&BASTROのメンバーが在籍していたバンドと言えばいいのか。
いや、そんな説明は必要ない。
この音を聞くだけでどれだけその音が研ぎ澄まされていたかがわかる。

At The Drive-inのような焦燥感とアグレッシブさ、それでいてメロディアス。
20年前のバンドとは思えないほどの攻撃的で先鋭的な力強さ。

1985年という時代を考えるとまさに革命的な音ではなかったのであろうか。
ハードロックや80年代POPS全盛期のアメリカにおいて、
このようなダイヤモンドの原石ともなる
ハイクオリティなバンドが出てくるのはまさに奇跡的である。

2005年という現代でも十分通用する(もしかしたら一般的かもしれないが)
ロックはまさに傑作と呼ぶにふさわしい。

その後の話。
David GrubbsとClark JohnsonはJohn McEntireと共にBASTROを結成。
Brian McMahanとBritt WalfordはSlintを結成。

SQUIRREL BAIT ;
Peter Searcy : vocal
David Grubbs : guitar
Clark Johnson : bass
Brian McMahan :guitar
Ben Daughtey : drums
Britt Walford :drums

Squirrel Bait
B0000019S0Squirrel Bait

Drag City 2005-08-08
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| SQUIRREL BAIT | 23:22 | comments(2) | trackbacks(0) |

Minus the Bear - Menos el Oso (2005)

Menos el Oso
B000A2H84YMinus the Bear

Suicide Squeeze 2005-08-23
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遂に発売されたMinus the Bear の新譜。
テクニカルでディレイ、リバーブが深くかかったサーフィン系の高音ギターと
変態でPOPなキーボードのフレーズが耳に残るアメリカのバンドである。

曲の完成度はどれも高く素晴らしいものが多いですが、
どうしてもマイナーコードの曲が多くて
ガツンとくるものがないというのが正直なところです。

"Michiko's Death Drive"のようなアグレッシブさがある曲が増えると
その魅力が随分と増すのではないでしょうか。

何にせよ、このアルバムは素晴らしい出来であるので
買って損はありませんでした。

来日希望!!

視聴はいつも通りmyspaceで。

Minus the Bear ;
Jake Snider : vocals, guitar
David Knudson : guitar
Cory Murchy : bass
Matt Bayles : electronics
Etin Tate : drums
| Minus the Bear | 14:08 | comments(2) | trackbacks(1) |

Tristeza Live at Shibuya O-NEST 2005/09/03

3年ぶりにTristezaが来日。
ギターでありバンドの中心であったJimmy Lavelle脱退後に
新たにYOUR ENEMIES FRIENDSのALISONが加入。

アメリカでツアーを重ねて先日日本独自にMarch of the White Liesをリリース。

今回の来日公演ではやはりJimmy Lavelleが抜けた後は
どのようなサウンドを聴かせてくれるかが観客の一番の関心だったのでは。

てっきり前座がいるかと思って19時半過ぎに会場に到着したら、
どうやらワンマンだったらしく慌ててしまった。
しかし、まだ始まっていなかった。
どうやらギターのCHRISTOPHERがどこかへ出かけていたために
開演が遅れていたようです。ラッキー!!

土曜日というのにそれほど会場は埋まっていなかった。
Album Leafが渋谷クアトロでやったとはいえ、
Tristezaの人気はこんなものでしょうか・・・

そして遂にTRISTEZAが登場。
旧作からの曲目はなく、11月に発売されるアルバムから
多数演奏をしてくれていました。

Jimmyが進めていたJAZZ路線とは違い
ダンサブルな路線でグイグイと腰を揺さぶられます。
やはりアルペジオが主体なのですが
踊ることに主体を置いた音作りになっています。

これが新制トリステザか〜
と思っていると従来のようなアルペジオが絡み合う
メロディアスなフレーズも飛び出してきます。
ダブっぽい雰囲気の曲もあり、音楽性の広がりが伺えます。

本編終了。
新制トリステザに対する不安は消えたのですが
やっぱり旧作の曲が聴きたいわー、特に"foreshadow"が聞きたい。
と思っていると、アンコール初っぱなの曲で
1stアルバムSpine And Sensory の一番美しい曲"Beige Finger" だ!!
おおおお!!!
やっぱりこれだ。涙が出てくる。

まだ私の中では1stを超えるのは難しいようです。
いや、もちろん次のアルバムは買いますよ。

視聴はもちろんmyspaceで。

tristeza ;
JAMES LEHNER :DRUMS
LUIS HERMOSILLO :BASS
SEAN OGILVIE :KEYBOARD
CHRISTOPHER SPRAGUE :GUITAR
ALISON ABLES :GUITAR



Spine & Sensory
B0002IQFVSTristeza Better Looking 2004-08-17売り上げランキング : 7,611おすすめ平均starstartristezaファンは必聴starクールに。Amazonで詳しく見る by G-Tools

| TRISTEZA | 01:17 | comments(0) | trackbacks(1) |

TRISTEZA - March of the White Lies (2005)

マーチ・オブ・ザ・ホワイト・ライズ
B000AA7CUGトリステザ

インディペンデントレーベル 2005-09-02
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先日の渋谷O-NESTでのライブで新機軸のトリステザを堪能しました。
そして来日に合わせて日本ではMarch of the White LiesというCDが発売。

一聴してびっくり。
全然Tristezaじゃない。
ライブを見たから余計そう思うかもしれない。
これ、エレクトロニカだ。

全部で16曲入っているのですが
ラストの"El Mirador"のみがバンドとしてのTristeza。
あとは全てエレクトロニカ。

びっくりすること間違いなし。
でも安心してください。
11月に出るアルバムはちゃんとしたバンド仕様ですので。

tristeza ;
JAMES LEHNER :DRUMS
LUIS HERMOSILLO :BASS
SEAN OGILVIE :KEYBOARD
CHRISTOPHER SPRAGUE :GUITAR
ALISON ABLES :GUITAR
| TRISTEZA | 23:25 | comments(2) | trackbacks(0) |

Tristeza - 2005 Tour CD-R (2005)

Tristezaのツアーのみで販売されているCD-Rです。
A4の紙が三つ折りにされて中に手書きの文字のCD-Rが一枚。
CD-Rながら16曲47分も入っているお得盤(1500円)です。

これまた実験的な作品ですわな。
March of the White Liesと方法論はほとんど変わらずに
エレクトロニカ方面から続々と曲が誕生していきます。
私が先日みたライブは一体なんだったんだろう!?と
困惑すら覚えるくらいこの2枚の音源とは音が違います。

エレクトロニカとして聞く分には多少物足りないですが
静かな風景やクラフトワークっぽい音も楽しむことができ
楽しめる一枚となっています。
しかし、あのアルペジオを聞きたい人には残念な一枚となるでしょう。
アルペジオが聞きたい人は秋に発売されるNew Albumを心して待ってください。
いや、一緒に待ちましょう!!


tristeza ;
JAMES LEHNER :DRUMS
LUIS HERMOSILLO :BASS
SEAN OGILVIE :KEYBOARD
CHRISTOPHER SPRAGUE :GUITAR
ALISON ABLES :GUITAR
| TRISTEZA | 22:39 | comments(1) | trackbacks(0) |

toe - the book : about my idle plot on a vague anxiety (2005)

the book about my idle plot on a vague anxiety
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8/31にリリースされたメロディアスなポストロックバンドtoeの最新アルバムがリリースされました。

一曲目にまず驚き。
Jazz??

その後は前作までに見られた勢いのある、
疾走感とともに暴れまくるドラムに乗せて
2本のギターが絡み合うようなことはなく、
落ち着いた雰囲気のメロウな楽曲を紡いでいくのです。

唯一の疾走感がある曲とも言える"I do still wrong"さえも
メロウにしっとりと聞かせる。

toeはただ疾走感だけを追い求めたのではなかった。
駆け抜けたあの夏を締めくくるにはぴったりの一枚。
Peleに近かった音がMice Paradeの方に向かっている。
疾走感から幻想的な世界へと旅立ったのであろうか。

リリース記念ライブもあるので気に入った方はどうぞ。

初めて知ったのですがドラムの柏倉氏は
あの木村カエラのサポートで叩いているんですね。
(ごめんなさい、まともに木村カエラ聞いたことありません・・)

toe ;
kashikura takashi : drums
mino takaaki : guitar
yamane satoshi : bass
yamazaki hirokazu : guitar
| toe | 23:53 | comments(9) | trackbacks(1) |

DOPING PANDA - High Pressure (2005)

High Pressure(初回生産限定盤)
B000A3H744DOPING PANDA 古川裕 ソニーミュージックエンタテインメント 2005-08-31売り上げランキング : 726おすすめ平均starstarキタキタ!!Amazonで詳しく見る by G-Tools



初めてDOPING PANDAを見たのはいつだっただろうか。
多分5年くらい前に吉祥寺で見たときだと思う。

まだデビュー前で1stCDも出ていない頃だった。
当時は大学の先輩バンドということで仲間と連れ立って見に行ったものです。

それから5年後のいまやライブはどこもソールドアウト、
ソニーと契約まで交わし有名アーティストの仲間入り。
なんだか感慨深いものがあります。

旧作のレビューはまた後日行いますが(CDが部屋のどっかにあるのですが
何せ山積みになっていて見つからないのです・・・)、
今回は最新作のHigh Pressureを紹介します。

"Naked", "The Fire" などなど刺激的でダンサブルなナンバーが揃います。
3ピースのバンドなのに打ち込みをバンバン取り入れて80年代サウンドを確立。
POPでPUNKでダンサブルな曲は聴くものを躍らせます。

特に"The Fire"でのドクタースランプアラレちゃんのOPのような
ピコポコドラムを曲の中で使えているのはDOPING PANDAだけではないでしょうか。

ロックインジャパンやフジロックなどにも出演して人気急上昇中の
DOPING PANDAをよろしくお願いします。
って営業活動してしまった・・

DOPING PANDA ;
Yutaka Furukawa : vocal, guitar, microKORG
Taro Houjo : bass, chorus
HAYATO : drums
| DOPING PANDA | 10:25 | comments(4) | trackbacks(4) |

COFYちゃん ライブ@四ツ谷フォーバレー(2005/09/11)

不謹慎にもほどがある9/11にテロリストの格好をして登場。
目だし帽をかぶり、エアガンでボーカル和田を逮捕。
そのまま一曲目に突入。

1.凌辱日記
間奏で和田を蹴るシーンがあるのですが、蹴ることに集中してしまい、
(もちろん当たらないように)演奏が乱れてしまった。
やはり当たらないように気配りをせずに蹴ってしまったほうが演奏に集中できるのではないか。
次はしっかりと蹴ってみよう。

2.地獄サンボ
この曲はやっぱり最後の方に持っていくべきだな〜
FUNK調で盛り上がる曲なので。

3.五月雨
すっかり定番となった五月雨。


4.逃げ水
今回初披露の新曲。
ダヴ調のゆったりとした曲。
演歌調のサビよりも、もっとグルーブ感を出した方が良かったのかな。
編曲の余地あり。

5.或る夜の出来事
もっと壊れたほうが良かったですね。
これもサビが弱いのかな。
でもボーカルにリバーブがかかっていたほうがいいですわ。
今回のライブではこれが収穫。

6.スーパードライ
コーラスがなかった(ドラムが忘れてた)ので
サビでグッとこなかった。

7.あの夏のメロディ
まだ若かりし頃の曲。
キャッチー。


次回は10/30に下北沢屋根裏です。
いい曲が出来たので、もちろんやる予定です。

COFYちゃん
| COFYちゃん | 23:37 | comments(0) | trackbacks(0) |

THE EVENS - The Evens (2005)

EVENS
B0007CYELWThe Evens

Dischord 2005-03-15
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おすすめ平均star
star祝・来日!
starよい感じ

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DISCHORDの総帥でもあり、FUGAZIのメンバーでもあるIAN McKayeと、
WarmersのドラムAmy Farinaのデュオ。

FUGAZIのような激しいサウンドではなく、
まったりかつ小気味よい音作り。
ディストーションギターがうなることはなく、
淡々とコードを紡ぐのです。

コードワークもFUGAZIのようなテンションのあるものですが、
マイナーコードの数がぐっと減ってメジャーコード(?)で攻めてくるのです。

ボーカルスタイルも二人の抑揚のない声で淡々と歌われます。
決してそれが悪いわけではなく、なんともいえない不思議な空気を作り出している。

牧歌的なアメリカを連想させるほのぼのとしたアルバムに仕上がっております。
FUGAZIファンは肩透かしを食らうので要注意。

そんな彼らの来日公演が今週あります!!

THE EVENS JAPAN TOUR 2005
9/11(sun)札幌 COUNTER ACTION w/DISCOTORTION,qodibop,Discharming man
9/13(tue) 東京 八広ハウス
9/14(wed) 江ノ島 OPPA-LA
w/outside yoshino, M.A.G.O., nemo, the guitar plus me
9/15(thu) NHK渋谷放送センタースタジオ505 NHK-FM ライブビート公開録音
9/16(fri) 名古屋 KDハポン w/OGRE YOU ASSHOLE, SLOW
9/17(sat) 静岡 SPIRAL MARKET w/idea of a joke, PAPIRO
9/18(sun) 東京渋谷クアトロ w/BLINDBEAST
9/19(mon) 大阪心斎橋クアトロ w/BLINDBEAST
9/20(tue) 福岡 ROOMS w/THREAD YARN, EST MUSTARD DISCO

売り切れている会場も出ているそうなのでチケットはお早めに。


THE EVENS ;
IAN McKaye : guitar, vocal
Amy Farina : drums, vocal
| EVENS, the | 07:43 | comments(4) | trackbacks(2) |

CAVE IN - Beyond Hypothermia (1998)

Beyond Hypothermia
B00003OP1JCave In Hydra Head 1999-05-20売り上げランキング : 18,909おすすめ平均starstarFight Fire With Fire入ってるよAmazonで詳しく見る by G-Tools



既に発売されているCAVE INのニューアルバムPerfect Pitch Black。
10年のキャリアを誇る彼らの歴史を追っかけてみようと思います。

結成は1995年のこと。
CONVERGEにインスパイアされマンハッタンにてバンドを結成。
バンド名はなんとCODEINEの"Frigid Stars"にある曲名から取ったそうです。
2ヶ月前に紹介しているので記憶に新しいです。
いやぁいろんなところで繋がっているもんですわ。

Piebald, Converge, Gambit, Splintered, 357 Noise などとライブを重ねて実力を増していった。1995年にはGambitとスプリットシングルをリリース。Cave Inのメンバーは誰も車の免許を持っていないので、他のバンドと一緒に各地を回った。Brian McTernanのSalad Daysというスタジオでレコーディングを行い、初めてレコーディングスタジオを体験した。12月には4曲が完成した。

1996年の春にはBrianと一緒にレコーディング。Early Graceとのスプリットシングル、Piebaldとのスプリットシングルを秋にリリース。しかしどこからもオファーはなく冬にHydra HeadのAaron Turnerが興味を示してくれた。当時のHydra HeadはPiebaldとConvergeがいたために何の迷いもなく契約を交わしたのであった。

その後はBrianとスタジオにこもり、次のシングルのレコーディングを行った。ヘヴィでくそ長い曲を2曲書き1997年5月にリリースさた。レコーディングの後にAndy Kyteが新しくベースに加わり最初の西海岸ツアーが始まった。このときにボーカリストのJayがバンドから離れTen Yard Fightに加わった。そのためDave Scrodをボーカルにした。DaveはAlert(後にSwivel)というハードコアバンドのボーカルだった。そして夏にはベースプレイヤーがいない状態で「Until Your Heart Stops」のリハーサルが始まった。

続きは後日。


ようするに今作は結成から1stアルバム「Until Your Heart Stops」が
作成されるまでのシングルやコンピレーションをまとめた作品になります。
メンバーも流動的でベースとボーカルが代わってます。
そんな過渡期の頃のCave Inはハードコアでゴリゴリです。
分厚いギターにカオティックなフレーズと変拍子。

しかし随所に今のCave Inをうかがわせるメロディにきらめきがあります。
ハードなところはハードに。しかし局所で光るメロディにこのバンドの可能性があります。

ってこの頃はメンバー高校生だよ!!
わけぇ!!

視聴
"Crossbearer"
"Programmed Behind"
"Ritual Famine"

CAVE IN ;
Stephen Brodsky : guitar
Jay Frechette : vocals
Adam McGrath : guitar
Justin Matthes : bass
John-Robert Conners : drums
Dave Scrod : vocals
Andy Kyte : bass
| CAVE IN | 04:14 | comments(0) | trackbacks(0) |
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