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TOOL - 10,000 days (2006)

来た来たーー!!
TOOL 5年振りのNew Albumですよ。

驚愕の来日公演を体験した私としては
ずーーっと待ってました。

完璧です。
これぞTOOLといわんばかりの激カオスで
変拍子でカタルシス解き放つ。

1曲目"Vicarious"でもう降参。
5年待った甲斐があった。最高。
最後に収束するカタルシスは前作をも凌駕する。

12分もあるタイトル曲"10,000 days"の美しさに感動し、
同じく12分もある"Rosetta Steoned"のヘヴィで綺麗な風景に圧倒。

TOOLを待っていた皆さん。
これですよ、これがTOOLですよ。
Summer Sonicとは別に単独公演を未だに願ってやまないです。

TOOL ;
Maynard James Keenan : Vocal
Adam Jones : Guitar
Justin Chancellor : Bass
Danny Carey :Drums


10,000 Days
10,000 DaysTool


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| TOOL | 13:28 | comments(0) | trackbacks(0) |

Z - 御壁 (2006)

あのThere is a light that never goes outのメンバーが
新たなバンド活動を再開した。

ギター、ベース、ドラム、サックス&ボーカルという編成。
ゼアイズはハイスピードかつカオティックなバンドでしたが、
このZはミドルテンポでズブズブとカオスに沈められる。

ゼアイズとは全く異なる角度からロックミュージックを解体する。
Zはなんて恐ろしいバンドなんだろうか。
ミドルテンポだからこそできるカオティックっぷりを見事に表現できている。

変拍子で同じフレーズを紡いていき、
そしてサックスがさらに情緒を煽るメロディを奏でる。

やはり肝は魚頭のギター。
この不安を煽るフレーズを奏でられるのは凄い。

As MeiasよりもZのギターのほうがあっていますね。

Z ;
魚頭 圭 : gut, vo, contrabass, drums
根本 歩 : drums
山田 高広 : bass
根本 潤 : vo, tenor, soplano & alto sax, flute
| Z | 01:01 | comments(0) | trackbacks(0) |

Placebo - Meds (2006)

香港のHMVで視聴して買ったCDです。
Placeboって1stの頃しか知らなくて、
まだバンドやってるんだぁという感慨のもとに
視聴してみたらえらく作りこまれていて気に入りました。

打ち込みやギターのオーバーダビングが随所にちりばめられており
楽曲のクオリティが良くなり、さらには音のバランスもちょうど良い。

怪しい感じの曲調だったり、明るすぎず暗すぎずな曲調がPlaceboっぽいです。
あまり捨て曲のようなものはなく、バラエティに富んでいて飽きないですね。

ボーカルBrian Molkoの中性的でハイトーンで
セクシーな表現力には一段の成長が伺える。

なによりも曲がPOPで非常に聞きやすいのがいいですね。
ジャケットのセンスは昔もよかったし、今回も非常にいい。

MUSE, Nine Inch Nails, REM(Michael Stipeがゲストボーカル)ファンならぜひ。

視聴はこちらから

Placebo;
Brian Molko : vo, gut
Stefan Olsdal : ba
Steve Hewitt : dr


Meds
MedsPlacebo


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| Placebo | 22:56 | comments(0) | trackbacks(1) |

ROVO presents MDT FESTIVAL 2006 at 日比谷野外音楽堂 (2006/05/14)

毎年恒例春のROVO祭@日比谷野外音楽堂です。
今年はゴールデンウイークに被らなかったので見に行けました。
ラインナップはSamm Bennett, GOMA, NATSUMEN, ROVOの4組です。


Samm Bennett
妙に流暢な日本語を話すサムベネット(最近は東京拠点)が
パーカッションを叩きながら陽気に歌います。
昼間のポカポカした雰囲気にはいい感じ。
うーん、和む。

GOMA & JUNGLE RHYTHM SECTION

デイジャリドゥーとパーカッション三人。
早いテンポでアゲアゲ。
立ち上がりガツガツ踊る。
気持ちいいです。

NATSUMEN
初めて見ます。
ギター二本、ベース、キーボード、管楽器三本、ドラムの構成。
非常にメロディアスでテンポ早い。
しかし野外だからかPAが悪いのか
全員が演奏すると何をやっているかがさっぱりわからない。
全然乗れなかった。
CDだといい感じかもしれませんが・・・
ドラムのプレイスタイルがあまり好きなタイプではなかったわ。

ROVO
トリです。
一曲目は軽いジャブ"LOQUIX",
"REOM"ではボディ、フックそして"SUKHNA"で一気に昇天。
久しぶりに踊ることが楽しくて仕方がないと思えた。

んで前からアナウンスされていた一曲で40分くらいあるという
"ピラミッド"以来の超大曲、実際は1時間弱あったよなぁ。

二部構成になっています。
前半は新しいパターンのリズムとJAZZっぽさが見受けられます。

後半はゆっくりしたテンポで始まりバイオリンの主旋律が
20分以上かけてじわじわと速さを増しながら進んでいく。
このメロディが宇宙を感じさせる素晴らしいもので一緒に口ずさめる。
人によってはかったるいかもしれないけど、酒を飲みながらユラリユラリと踊ると気持ち良すぎ。

最後の10分はかつてないカタルシス。
踊っている身体と音を感じる心がしっちゃかめっちゃか。
何がなんだかわからない。
こんなに身も心も幸せにしてくれるバンドなんていないよ!!

アンコールはお決まり"NA-X"で会場一体のええじゃないか状態。
アルコールは全て尿と汗でぶっ飛びました。

夏にまたここで渋さ知らズと共演。
やばすぎです、脱水症状に陥る可能性アリアリです。

ありがとうROVO!!
もう6年は見ているが今日は最高だったよ!!



LIVE at 日比谷野音 2003.05.05~MAN DRIVE TRANCE SPECIAL~
LIVE at 日比谷野音 2003.05.05~MAN DRIVE TRANCE SPECIAL~ROVO

おすすめ平均
starsROVOとLIVE
stars伝説となった日比谷野音ライヴ!

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| ROVO | 20:46 | comments(0) | trackbacks(0) |

The World Heritage - 北回帰線 (2006)

World Heritage = 世界遺産

石マニアの吉田達也が日本のフリージャズ界の最強の布陣との即興からセレクションした脳みそが溶けるほどやばいバンドだ。

メンバーは吉田達也(RUINS、他多数)、勝井裕二(ROVO、他多数)、ナスノミツル(Alterd States、他多数)、
鬼怒無月(BondageFruit、他多数)、山本精一(ROVO、他多数)
凄すぎます!!

え、即興ですか??

絶対に誰しもが思うところだ。
しかし、これを曲として再現できるか?
と聞かれたら無理だろうと答えるしかない。

確実に聞くものの脳みそをぶっ飛ばすキチガイじみていて
それでいて最高にエキセントリックな音楽がここに鳴っている。

ROVO, RUINS, Boredomsなどが好きな方は間違いないです。

The World Heritage;
吉田達也 - ds
勝井裕二 - violin
ナスノミツル - b
鬼怒無月 - g (m-1-4)
山本精一 - g (m-5-8)

北回帰線
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| World Heritage, the | 22:26 | comments(0) | trackbacks(0) |

SOUNDHEAD - SOUNDHEAD (2006)

これまたとんでもない新人が大阪から出てきた。
モロにHoobastankなバンドです。

それが悪いというわけではなく、
むしろメロディのセンスはSOUNDHEADの方が上です。

なによりも凄いのが全編英語詩なんですが、
日本のバンドとは思えないほど言い回しがネイティブっぽいんですよ。
最初は海外のバンドかと本気で思ったくらいです。

そして音の粒がきめ細かく、重低音やザクザクしたギターのリフ、
ディレイの使い方なんかはアメリカのバンドかと思いました。

メロディセンスはピカイチです。
このバンドの売りと言ってもいいでしょう。
楽曲の完成度の高さは新人バンドとはとても思えない。

これだけのクオリティのバンドのライブは
どうなのかもとても興味があります。

要注目の新人バンドSOUNDHEADでした。

視聴はこちらから
http://www.audioleaf.com/soundhead
http://www.myspace.com/soundheadjp

SOUNDHEAD;
NISHIMOTO - vo
Manabe - gut
Okada - gut
SEIZI - ba
Genki - dr
| SOUNDHEAD | 07:07 | comments(0) | trackbacks(1) |

LITE - filmlets (2006)

前回の紹介から10ヶ月。
ようやく1stアルバムがリリースされました。

みなぎる緊張感。
ヒリヒリと凍りつく空気。

もうたまらんね。
こんなに気持ちがこもった演奏、
バンドスケールとしてとんでもないでかさ。
次世代バンドの最右翼です。

toe, 54-71などの系譜を辿っていますが
一切の妥協がない覚悟を感じる。

すさまじい演奏能力とギター2本の絡み合いがたまらない。
左右のパンから気持ちよく飛び込んでくるのでイヤホン、ヘッドフォンで聞くのがいいです。

今作ではメロディアスな部分もあるので
人気もでるのかな??
でも変拍子多いし、どうだろ??

MOGWAI, teo, monoなどのインストギターロックが好きな人は
必ずといっていいほどはまること間違いないでしょう。

残念なのは曲が短いこと。
この緊張感を保ちながら長い曲が出来たらどれだけ凄いか・・・
それはこのアルバムのタイトル通りということか。
いつか長編映画を!!

視聴はこちらから
http://indiesmusic.com/itemview.asp?id=11901

LITE ;
Nobuyuki Takeda : guitar
Kozo Kusumoto : guitar
Jun Izawa : bass
Akinori Yamamoto : drums

filmlets
filmletsLITE


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| LITE | 01:27 | comments(0) | trackbacks(0) |

山本精一 - EVE (2005)

ROVO関連で山本精一のソロ作品を紹介しないわけにはいきません。
ほんとに多忙で作品を作り続けている日本きっての優秀なクリエーターです。

自身の内宇宙を既存の音楽フォーマットに変換することなく、ダイレクトにアウトプット

という今作のテーマが光っている。
彼の中ではこんな音楽が鳴っているのかと驚愕すると共にその世界に憧れる。

個人的には"Corn"がハイライト。
波のグルーブが幾重にも追い重なり、美しい世界を築き上げる。

ほんとにジャンル分けなんてできないね。
ただひたすら美しい音楽が繋がっている。
数々の楽器が彼の脳に響く音に変化して一枚のアルバムを作り上げた。

どう考えても日本のトップレベルに位置する
ギタリストであり、クリエーターです。

EVE
EVE山本精一


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| 山本精一 | 01:37 | comments(0) | trackbacks(0) |

The Band Apart/Mock Orange - Daniels e.p. (2006)

日本のThe Band ApartとアメリカのMock Orangeのスプリットシングルです。
新曲2曲ずつ、お互いに1曲ずつカバーしあうというスプリットらしい内容です。

やはり目玉はバンアパの新曲でしょう。
2ndアルバムがいまいちだったこともあり心配していたのですが、
冒頭の"led"はもろにバンアパ風の爽やかな曲。

相変わらずリードギターとベースが上手すぎる。
サビのダンサブルで突き進む様は最高。

"the noise"
こちらもいい曲。
サビの優しいメロディが心地よいです。
やはりセンスは抜群ですねこのバンド。

Mock Orangeは初めて聞く。
ドラムの音や叩き方はバンアパよりも好きです。
2本のギターを上手に使い分けるバンドとしては
バンアパと似ているところがあります。

Mock Orangeはもっとローファイな雰囲気がしますね。
牧歌的というか、しっかりと地に足をつけている。


お互いのカバーがこれまたよくて。
バンアパがカバーすると
よりメロウに、爽やかに楽曲が変貌する。

Mock Orangeはボーカルがオクターブ低くなり、
ドラムに勢いがあるのでより疾走感が出てきて
ロックっぽさが前面に出ています。
絶叫するところもあるのでカッコイイです。

Mock Orangeがカバーする"Coral Reef"が視聴可能です

the band apart ;
荒井 岳史:vocal, guitar
原 昌和:bass, cho
川崎 亘一:guitar
木暮 栄一:drums

Mock Orange;

DANIELS E.P.
DANIELS E.P.band apart/モック・オレンジ


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| band apart, the | 00:42 | comments(0) | trackbacks(0) |

LUNA SEA - LUNACY (2000)

田舎の高校生時代はバンドをやるとしても
GLAY, LUNA SEA, X JAPANなどをコピーするバンドしかなかったです。
今思えば結構練習にはなったんですけど。

あまりいわゆうるV系は好きではなかったので当時は抵抗感を覚えていました。
しかし、LUNA SEAが解散してから6年。
LUNA SEAのラストアルバムを今、聞いてみた。

正直言って、これがすこぶる良い。
解散してしまったことが残念である、という感想です。

ルナシーというとハードなイメージがあるが、
実際に使っている音数はそう多くない。
コードをかき鳴らすわけではなく、

SUGIZO, INORANの個性溢れるギタープレイが光る。
演奏はホントに上手い。

メンバー各自の個性が激しくぶつかりあって、
奇跡的なまでの均衡を保つ曲ができています。

"gravity"はPOPさと儚さが同居するLUNA SEAでしか実現できないものです。
良質のPOPさとバンドの危うさ、緊張感が見事に融合した傑作でした。

他の曲も捨て曲らしいものはない。
いやぁ、今思うと惜しいバンドが解散したものです。
時間がたつと○○系という時代の流れから開放されてしまうものですね。

V系を嫌っている洋楽リスナー(俺含む)は一度聞いてみてはいかがでしょうか。

LUNA SEA;
RYUICHI :vo
SUGIZO :gut
INORAN :gut
J :ba
真矢 :dr

LUNACY
LUNACYLUNA SEA DJ KRUSH

おすすめ平均
starsラストアルバム
stars世界一幸せなバンドの最高傑作
starsありがとう、LUNA SEA
stars洋楽リスナーにこそ聴いてもらいたい
stars今までありがとう

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| LUNA SEA | 21:49 | comments(0) | trackbacks(0) |
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