MOGWAI、MONO(そういえば両方ともレビューしてないな・・・)のような轟音インスト系アルバムを発表したenvy。そのCD発売記念ライブが7/13渋谷クアトロにて行われました。
toe;
まずは前座の
toeです。
1stは疾走感がありかなり好きだったのですが、2ndは一気にテンポが落ちてJAZZ方向に行ってしまったのでダメでした。そんな不安的中のライブ。
ドラムは相変わらず凄いんだけれど、バンドとして綺麗にまとまり過ぎているな〜。
この方向性で次なるアルバムが果たして作れるのだろうか、という疑問が出てくるほど曲調が似たようなものばかり。カポでコードの響きを変えているくらいです。
うーん、会場は盛り上がっていたけど私の心には正直響かなかった。
ぬるい。
envy;
さてトリのenvyです。
凄い。
ちょうどPA脇で聞いていたのですが
轟音がここまで心地よいのは感動的。
左右に振り分けられたギターのバランスがちょうど良い。
圧倒的な静と動のカタルシスがたまらない。
前作までは早い曲ばかりだったenvyが今作でミドルテンポでじっくり攻めてくる曲調を取り入れたことにより各曲のメリハリがついていて聞いていて全然飽きない。
ほんとミドルテンポの曲はMOGWAIやMONOのようなカタルシスを感じることができる。満員のクアトロのお客さんはきっと感動と圧倒的な力を見せつけられて感無量だったのではないでしょうか。
素晴らしいライブでした。
「調子に乗らず地道に頑張ります」と語っていたボーカルには申し訳ないが、調子に乗って世界中で日本が誇るバンドの凄さを見せつけて欲しいです。
まずは
フジロック!
って朝一かよ!
envy;
Masahiro Tobita
Nobutaka Kawai
Manabu Nakagawa
Dairoku Seki
Tetsuya Fukagawa
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