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VOLA&THE ORIENTAL MACHINE - Waiting For My Food (2006)

みなさんご無沙汰してました。
更新サボってすいませんでした。
サボってましたが音楽はずっと聴いてました。

そんな私のように再び立ち上がったのが
元NUMBER GIRLの亜人が手がけるVOLA&THE ORIENTAL MACHINEです。

以前CDを出す前にライヴを見たのですが散々でした。

今回CDを聞いてようやく彼らがやりたい音楽が見えてきました。
ようはニューウェーブです。
それもGang of Fourを目指してます。

二曲目の"A Communication Refusal Desire"なんて
Gang of Fourの"Damaged Good"をもろパクリすぎw

最初聞いたときカバーかと思いました。
メンバーの誰も気が付かなかったのかよw
レコード会社もさ・・・

それにしてもアヒトのボーカルはうまい。
下手にエフェクトかけなくても十分そのうまさがわかる。

後はこの方向性をどう昇華させるかが問題だ。
日本でニューウェーヴをやっているバンドは現在そういない。

その中でどうオリジナリティを出すかが今後の期待です。
ライブはみたくないけどw

VOLA&THE ORIENTAL MACHINE ;
アヒト:guitar, vocal
青木 裕:Guitar (downy)
有江 嘉典:Bass
中畑 大樹:Drums (syrup16g)

WAITING FOR MY FOOD
WAITING FOR MY FOOD
posted with amazlet on 06.11.09
Vola&The Oriental Machine
インディペンデントレーベル (2006/01/25)
売り上げランキング: 9946
おすすめ度の平均: 4.0
5 とりあえず一言。ロック編。
5 NWリバイバルの雄
3 今後に期待しようか、どうしようか…

| VOLA&THE ORIENTAL MACHINE | 21:59 | comments(0) | trackbacks(1) |

KEN ISHII - SUNRISER (2006)

よっしゃー!!
テクノ最高ー!!


と思わずガッズポーズを決めたくなる傑作が誕生しました。
1999年のSleeping Madness以来のKEN ISHIIの気持ちよさ。

私の中ではJelly Tones→Sleeping Madness→Sunriserです。
間にあったアルバムは忘れましたw
それにしても駄作と傑作を交互にリリースしますね

なんでしょう、ケンイシイの作る音は一音一音が輝いている。
一粒一粒が自らの意思を持ってうねっている。


これは是が非でもダンスフロアでガンガン踊りたい。
調べてみると来週金曜にアゲハでライブだよ。

うおー、見たいぞー!
でもやっぱりオールか。


それにしてもジャケットのタコはないよなw

KEN ISHII:

SUNRISER
SUNRISER
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KEN ISHII 7th Gate Fabrice Lig
ミュージックマイン・アイディー (2006/11/01)
売り上げランキング: 658
| KEN ISHII | 22:30 | comments(2) | trackbacks(3) |

ROVO - CONDOR (2006)

ROVOの新作は55分一曲のピラミッド以来の大作。
トラック上は三つのパートに分かれているが、
一気に通して聞くとその圧倒的なパワーに失禁しそうだ。

最初の"AIRES"で優雅に飛び立ち、"n'POPO"で羽を休め、
"LAND"で一気に宇宙まで飛び出した!

最後の"LAND"はもう神がかっているとしかいいようのない出来。
CDで聞いても素晴らしいが、ライブで聴くと完全に脳味噌が溶け落ちる。
5月に日比谷野音で見たライブのレポートを参照。)

もちろん12/3はライブ行きます!!
一緒に宇宙を目撃しようではないか!

ところで、コンドルと聞くと昔見たアニメ
「アンデス少年ペペロの冒険」を思い出した。

ROVO ;
山本 精一: Guitar
芳垣 安洋: Drs,Perc
益子 樹: Syn,Key,Efx
岡部 洋一: Drs,Perc
原田 仁: Bass,Harmonica
勝井 祐二: Violin

CONDOR
CONDOR
posted with amazlet on 06.11.13
ROVO
ワンダーグラウンド・ミュージック (2006/10/18)
売り上げランキング: 4655
おすすめ度の平均: 5.0
5 天空から地上へ
5 宇宙のもっと先へ

| ROVO | 12:45 | comments(0) | trackbacks(1) |

ASH RA TEMPEL - Inventions For Electric Guitar (1974)

これは名盤だ!
2000年を過ぎた今なら断言できる。
しかし、当時はいったいどんな評価をされたのであろうか。

Ash Ra Tempelとはバンド名だが、
この6作目はメンバーが脱退してしまい、
実質ギターのManuel Gottschingだけのバンドになってしまった。

そしてギターと4トラックレコーダーだけで完成させたのが
本作「Inventions For Electric Guitar」である。
エレキギターのための発明品と題するだけあってその音楽は独創的だ。

リバーブとディレイを効かせたギターで
ワンフレーズのミニマル的パートを延々と引き続ける。

徐々に波形を変えながらそのフレーズは変化していき、
そこに新たなギターパートがかぶさっていく。

2006年の現在聞いても美しく幻想的な瞑想のような音楽である。
スティーブライヒなどのミニマルアーティストはいたが、
ギターのオーバーダビングだけでここまで壮大な音楽を作り上げた男はいない。

間違いなく心を振るわせる名盤である。

視聴:"Echo Wave"

お・ま・け
東京タワーの蝋人形館にはマニュエルゴッチングの蝋人形があります。
しかもBGMつき。
私が行ったときはこの「Inventions For Electric Guitar」が流れてましたw

Ash Ra Tempel ;
Manuel Gottsching : guitar

インヴェンションズ・フォ-・エレクトリック・ギタ-
アシュ・ラ・テンペル キングレコード (2000/03/03)売り上げランキング: 54269
おすすめ度の平均: 4.5
4 『Inventions for Electric Guitar』トランス・テクノの原型5 ゲッチング作品の最高峰5 ゲッチング作品の最高峰
| Ash Ra Tempel/Ashra/Manuel Gottsching | 22:54 | comments(2) | trackbacks(2) |

ASHRA - New Age of Earth (1976)

Ash Ra TempelからAshraに名義を変えて、
「Inventions For Electric Guitar」の後に発表されたのが
1976年、なんと今から30年前の「New Age of Earth」です。

前作はギターのみでしたが、本作ではシンセサイザーなどを取り入れつつも
前作のようなミニマルフレーズと新たな美しいメロディを導入し、
繊細で煌びやかな世界を作り上げています。

特に一曲目の"Sunrain"は後のデトロイトテクノに多大な影響を与えたであろう名曲。
降り注ぐ音のシャワーがただ心地よい。

ただ、最後の曲がシンセを仰々しく使いすぎているのが
ちょっと現代には合わないかなと思う。

いずれにせよテクノに影響を与えた面では非常に功績が大きいです。

視聴: "Sunrain"

Ash Ra ;
Manuel Gottsching : all

New Age of Earth
New Age of Earth
posted with amazlet on 06.11.15
Ashra Virgin (1990/06/01)売り上げランキング: 21259
おすすめ度の平均: 4.5
5 「その先」の音5 ドイツ70年代の最高峰の作品4 デトロイト・テクノの卵か民族音楽への回帰か?

| Ash Ra Tempel/Ashra/Manuel Gottsching | 21:50 | comments(2) | trackbacks(1) |

Manuel Gottsching - Dream & Desire (1977)

傑作「New Age of Earth」の次に作られたのが本作「Dream & Desire」ですが、
結局リリースされたのは1991年でした。

なんでもラジオ用に録音した曲みたいですね。
New Ageの一年後なんであの雰囲気がそのまま反映されています。

30分もある大作"Dream"
現代のエレクトロニカに通ずる優しいメロディを持ったアンビエント作品です。
前作よりも人間らしさが出てきている。

23分の"Desire"
ゆらゆら揺れるビートとメロディは確実にE2-E4への布石と考えていいだろう。

最後はストリングスが仰々しい"Despair"
これ普通に4つ打ちのビート加えたら非常にかっこよくなるんじゃないでしょうか。
ゴッチングのギターソロが冴え渡る佳曲。

ラジオのための作品とはいえ、一切の妥協がないまさに
エンドルフィンが出まくってどうしようもないアーティストとしての全盛期の作品群である。

視聴:"Dream", "Desire"

Manuel Gottsching : all

Dream & Desire
Dream & Desire
posted with amazlet on 06.11.16
Manuel Göttsching Unknown Label (1998/03/23)売り上げランキング: 174860

| Ash Ra Tempel/Ashra/Manuel Gottsching | 17:47 | comments(0) | trackbacks(0) |

Manuel Gottsching - E2-E4 (1984)

59:35の宇宙旅行だ。
本当は1981年に完成されていた作品だが、
あまりにも時代を先取りしすぎていて大衆には受け入れられなかった。

クラウスシュルツがレーベルを立ち上げるのにあわせて
1984年にリリースされましたが、まるで評価はダメだったようです。

ドイツの音楽雑誌ZITTYでは「こんな楽曲は馬鹿げていて音楽と呼ぶに値しない」
とまったく相手にされていない。

ニューヨークのクラブParadise Garage のDJであるLarry Levan(ラリーレイバン)が
この曲を広く世に知らしめてくれたそうです。
(インタビュー記事から)

その後のDJたちの推移はマチュのTokyo Experimentから。
カールクレイグがオリジナルに近い形のリメイクをしたらしいです。

しかもこの曲1981年の12月12日にローマのスタジオで一発取りされたようです。
シーケンサーのバックトラックにギターをバシッっと一発で!

さて、このCDの感想。
これ明らかにテクノだろ。
プログレっていうレベルじゃねえぞ!

24分くらいまではひたすら同じようなシーケンサーの心地よいループ。
そこからストリングスが絡んでくる。

32分あたりからようやくギターが登場。
そこからシーケンスにあわせて全然いやらしさを感じさせない
ジャジーで美しいギタープレイが延々と展開される。

24分ほどのギタープレイが終わり。
静かに物語が終わる。

明らかに1981年には早すぎた音楽でした。

2000年にはオーケストラでE2-E4が演奏されたらしいです。
ちゃんと楽譜まである!

2005年のライブバージョンはCDとして出ているようです。
下の視聴から聞いてみてください。

視聴: "E2-E4", "E2-E4 Live version"

Manuel Gottsching : all

E2-E4(紙ジャケット仕様)
マニュエル・ゲッチング
ディウレコード (2006/08/25)
売り上げランキング: 4191
おすすめ度の平均: 5.0
5 嬉しい復刻盤

| Ash Ra Tempel/Ashra/Manuel Gottsching | 00:02 | comments(2) | trackbacks(2) |

BLACK SABBATH - Black Sabbath (1970)

最近はメタルとテクノを聞いているcdvaderです。
更新が遅れないようにしないと・・・

「黒い安息日」と名づけられた1stアルバムをリリースしたのが
今から36年前のブラックサバスである。

Black Sabbathというホラー映画に人々が行列をなしているのを見て、
人々は恐怖を求めていると、恐怖を前面に押し出したバンドを結成。

ジャズとブルースをベースにヘヴィなリフをトニーアイオミが弾き倒す。
そしてオジーオズボーンが人間とは思えない気持ち悪くも魅力的なボーカルを放つ。

しょっぱなのタイトルトラック"Black Sabbath"にまず驚く。
スローテンポでスカスカなんだけど、その間が逆に恐怖感を煽る。
見えない恐怖とでもいったらいいのか。

"N.I.B"は最もヘヴィなトラックだ。
アイオミのギターが狂ったようにうねる。
最高だ。

"Black Sabbath", "Sleeping Village","The Warning"は途中からアイオミの
ツインギターによるオーバーダビングが気持ちいい。
この辺はブルースバンドっぽいソロを聞かせてくれる。

とりあえず"Black Sabbath"と"N.I.B"は必聴。

視聴

BLACK SABBATH:
Tony Iommi - Lead Guitar & Keyboards
Geezer Butler - Bass
Ossie Osbourne - Vocals
Bill Ward - Drums

Black Sabbath
Black Sabbath
posted with amazlet on 06.11.21
Black Sabbath
Sanctuary Midline (2004/05/24)
売り上げランキング: 10533
おすすめ度の平均: 4.5
5 『ダーク』音楽の頂点
4 ムード満点のアルバム

| BLACK SABBATH | 23:21 | comments(0) | trackbacks(0) |

BLACK SABBATH - Paranoid (1970)

1970年に発売されたブラックサバスの2ndアルバムです。
このアルバムによりブラックサバスの進む方向性が確固たるものとして確立されています。

ベトナム戦争を批判した"war pigs"
リフも素晴らしいが、後半に出てくるアルペジオ〜ギターソロの流れがたまらん。
特にアルペジオはただのリフを弾くバンドだけではないことを知らしめるだけの
力強さと美しさを秘めている。

しかし、この曲に潜むパワーが計り知れない。
息をつかせぬリフとドラムがマシンガンのように響き渡る。

Black Sabbath - War Pigs


名曲"Paranoid"
シンプルに3分に満たない。
リフが全てを物語る曲だ。

Black Sabbath - Paranoid


"Planet Caravan"は静かなバラードだ。
Jazzyなアイオミのギターが美しい。

"Iron Man"
言わずと知れた初期の超名曲。
イントロのギターが最高。

Black Sabbath - Iron Man


ラストの"Faires Wear Boots"は
イントロのディレイ、構成の複雑さはまるでプログレ。

リフの破壊力をまざまざと見せ付けてくれるサバス。
ようやく脂が乗り出してきたよ。

視聴"Paranoid"

BLACK SABBATH:
Tony Iommi - Lead Guitar & Keyboards
Geezer Butler - Bass
Ozzy Osbourne - Vocals
Bill Ward - Drums

Paranoid
Paranoid
posted with amazlet on 06.11.24
Black Sabbath Sanctuary Midline (2004/05/24)売り上げランキング: 1271
おすすめ度の平均: 5.0
5 エポックメイキングであり、革新的。

| BLACK SABBATH | 09:59 | comments(0) | trackbacks(0) |

BLACK SABBATH - Master of Reality (1971)

ブラックサバスのギターであるトニーアイオミは
事故で右手の中指と薬指の先端を切断してしまっていた。

アイオミは左利きなので右手でネックを押さえるのでこの怪我は致命的だったのですが、
義指を付けて必死にギターを練習してブラックサバスを結成するのです。
まるで怪我なんて関係ないようなギタープレイ、ヘヴィなリフには強い魂がこもっている。

3rdアルバムである本作は1音半下げでギターがプレイされており、
さらにヘヴィネスが増している作品です。
バンドとしてのまとまりも熟練度が高い。

一音半下げなのでギターの弦が緩いので
アイオミの手の負担も減ることになりました。

"Sweet Leaf", "Children of the Grave"は必聴。

black sabbath - children of the grave


BLACK SABBATH:
Tony Iommi - Lead Guitar & Keyboards
Geezer Butler - Bass
Ozzy Osbourne - Vocals
Bill Ward - Drums

Master of Reality
Master of Reality
posted with amazlet on 06.11.25
Black Sabbath Sanctuary Midline (2004/05/24)売り上げランキング: 19193
おすすめ度の平均: 5.0
5 サバス聴くなら

| BLACK SABBATH | 01:21 | comments(0) | trackbacks(1) |
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